心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

コノスル ビシクレタシリーズ飲み比べ5 「リースリング」

ブドウ品種の個性を知るため、コノスルのバラエタルシリーズを飲み比べる企画。

第5回はリースリング。響きがいいよね、リースリングって。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 コノスル ビシクレタ リースリング
Cono Sur Bicicleta Riesling
飲んだ日 2023/5/3
価格 \759
品種 リースリング100%
タイプ
度数 12.5%
生産者 コノスル
生産地 チリ > ビオビオ・ヴァレー
製法 ステンレスタンクで4~12か月

テイスティング

香り

一瞬ほんのりと甘い果実の香りが立ち上る。

続いて住みあわたるようなすっきりとした香り。

フレッシュでボリュームのある酸を感じさせるシトラス系の香り。

香りはあまり主張せず強くなく、溶け込むような感じ。

スワリングしても特に変化は感じない。

いや、若干香りがはっきりするかな?

あ、これは酸が強い。

美味しい。俗にいうすっぱいワインというやつ。

フレッシュな酸を、やや辛口のぴりっとした果実間が支える。

冷えているほどおいしい。

温度が上がってくると酸がまろやかになり中途半端な凡庸な印象を受ける。

後味がすっきりしているのでごくごく飲めてしまう。

料理の邪魔をしない、料理と合わせやすい。

すっきりした酸が余韻に残り、すっと消えていく。

感想

コノスル ビシクレタシリーズの中では最も酸が豊かで、フレッシュで生き生きとしたワイン。

これかなり好み。王道の白ワインという感じ。

食欲を増進するワイン。

ブラインドテイスティングで、リースリングはおそらくすぐわかるんじゃないかな。

香りは弱めだけど、味わいで楽しむタイプのワインだと思った。

vinicaを見てみると、香りの要素に白い花、黄色い花などとあるが、自分にはわからず…

ワインの香りの表現って難しい。

甘いとか酸があるとかフレッシュとか重いとか自分にわかるのはせいぜいそのくらいかな。

リースリングの香りは、酸が豊かで香りは弱めだけどフレッシュな感じだった。

今日の食事

カマンベールチーズ焼き

  1. アルミホイルにカマンベールチーズを並べ、こしょうを振る。
  2. トースターで3分。

これかなりおいしくて、白ワインの定番おつまみになりそう。

豆腐と豚肉のオイスターソース

  1. 豚肉とあつあげ豆腐を大きめに切る。
  2. フライパンに油をしき、1.を加えて強火でいためる。
  3. たっぷりオイスターソースを加えてなじませる。

評価

B(おいしい)

コノスル白ワインでB評価を獲得したのは2つ。

ヴィオニエとリースリング

けっこう対照的な香り、味わいの2品種。

ヴィオニエはクリーミーでボリューミーで果実間たっぷり。

リースリングはフレッシュな酸ですっきり。

とてもおいしかった。

  • S:最高級な幸せ
  • A:すごくおいしい
  • B:おいしい
  • C:お、いいね
  • D:可もなく不可もなく
  • E:ううん、おいしくない
  • F:二度と飲みたくない