心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

コノスル ビシクレタシリーズ飲み比べ6 「 ピノ・ノワール・ロゼ」

ブドウ品種の個性を知るために、コノスルの単一品種で作られたバラエタルシリーズを飲み比べる企画。

今日は6回目、ロゼワイン編。

ピノ・ノワール100%で作られたチャーミングなワインだという。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 コノスル ビシクレタ ピノ・ノワール・ロゼ
Cono Sur Bicicleta Pinot Noir Rosé
飲んだ日 2023/4513
価格 \759
品種 ピノ・ノワール100%
タイプ ロゼ
度数 13%
生産者 コノスル
生産地 チリ > ビオビオ・ヴァレー
製法 ステンレスタンクで6か月

テイスティング

香り

迫りくるような芳醇な甘い香り。

ビシクレタ ヴィオニエのアプリコットの香りに似ている。

ボリュームを感じさせる果実間たっぷりのアロマ。

果実間の奥に、辛口を連想するぴりっとした香りも感じる。

なめらか、まろやかな口当たり。

ジューシーな果実間と柔らかな酸が広がる。

軽くて優しくシルキーなため、非常に飲みやすい。

かすかにはじける微炭酸がある。

やはりヴィオニエに似ている。

クリーミーさはヴィオニエのほうが上だが、果実間についてはピノノワールロゼのほうが豊富な気がする。

冷えているほど果実間がしっかりしていておいしい。

温度が上がると辛口になってくる。

感想

香りも味も華やかで、万人受けするワインだと思う。

単体でもおいしく飲める。

飲みやすいのでごくごくいける。

後味すっきりで、渋みもほとんどない。

ワイん初心者にプレゼントしたり、友人と飲む時にぴったりだと思う。

今日の食事

ローストチキン

  1. 鶏むね(もも)肉の両面をフォークでさして無数の切れ込みを入れる。
  2. 両面に塩を振りも見込み、コショウを振って10分寝かせる。
  3. 皮に大匙1のオリーブオイルを塗る。
  4. 野菜を大きめに切る。
  5. バットにアルミをしき、野菜を敷き詰め、その上に皮を下にして鶏肉を入れる。
  6. 200どのオーブンレンジで25分焼き、余熱で10分。

最近はローストチキンを作ることが多い。

いつもどうしても野菜を焦がしてしまう。

かなり大きめにカットしているのに、ほとんど黒焦げになってしまうのである。

次回やる時は、野菜をオーブンに投入するタイミングをずらしたらよいかもしれない。

肉を焼く→余熱→野菜も投入→2度焼き→余熱、みたいな感じ。

あとは200どでやっているけど、もっと温度さげてじっくり焼くとか。

評価

B(おいしい)

とにかく飲みやすく、口当たり優しく、はなやか。

軽やかな気持ちにさせてくれるワインだ。

土曜日の昼下がりなど、これから休日を満喫する時にテンション上げながら飲むのがよさそう。

  • S:最高級な幸せ
  • A:すごくおいしい
  • B:おいしい
  • C:お、いいね
  • D:可もなく不可もなく
  • E:ううん、おいしくない
  • F:二度と飲みたくない