心を豊かにするワインの世界

ワインは酔うためではなく、未知の経験を楽しみ、教養を深めるエンターテインメント。

ポルトガル白でグラス実験:ボルドーvsブルゴーニュ

白い花畑の中にいるような香り、じわっと広がるミネラルの旨み。2,090円のポルトガル・ドウロの白ワインが、グラス1本の選択でさらに化ける。


マテウス & セケイラ ヴィーニョス カダン ドウロ ブランコ
Cadão Douro Branco

ラベル】 代替テキスト:カダン ドウロ ブランコ 2024のボトル背面ラベル。「CADÃO DOURO」のロゴと「DOURO DOC . 2024」の表記が大きく入り、品種としてGOUVEIO, VIOSINHO, RABIGATO E MOSCATEL GALEGO BRANCOが記載されている。下部に「12.5% vol. 750ml」の表示。ボルドー型の細身の瓶で、液色はほぼ無色に近い淡いレモンイエロー。

  • 飲んだ日:2026/6/1〜2
  • シチュエーション:平日、仕事を頑張った夜の晩酌
  • ヴィンテージ:2024
  • 生産者:Mateus & Sequeira Vinhos S.A.
  • 生産地:ポルトガル>ドウロ(世界初の認定ワイン産地・ユネスコ世界遺産の渓谷地帯)
  • タイプ:白(魅惑のフルーツ系)
  • 品種:Gouvejo、Viosinho、Rabigato、Moscatel Galego Branco
  • 度数:12.5%
  • インポーター:フィラディス
  • 購入店:フィラディス
  • 参考価格:2,090円
  • 購入価格:825円
  • 購入セット:春の入口で飲みたい、ぐび飲みワインを8本。

【シチュエーション:愛用グラスが全滅した夜、眠っていた一本を引っ張り出す】

愛用のソプラノグラスが、この頃立て続けに割れてしまい、在庫がゼロになった。仕方なく引っ張り出したのが、特別な日のために取り置きしていた木村ガラスのツル・ブルゴーニュグラス(860cc)。「このポルトガル白に大ぶりのブルゴーニュグラスはオーバースペックでは」——そんな懸念を抱えながらグラスに注いだ。

結果から言うと、大正解だった。

仕事でいくつかの調査タスクをきっちりこなせた日。自分で自分をねぎらうための晩酌に、ちょうど良いポルトガル白が待っていた。


ワイン豆知識

ドウロ——世界最初の認定ワイン産地

ポルトガル・ドウロ渓谷は1756年、世界で初めて原産地呼称が制定されたワイン産地だ。現在はユネスコ世界遺産にも登録されている急峻な渓谷で、段々畑に植えられたブドウは昼夜の寒暖差が大きく、エネルギーが果実に凝縮されやすい。ポートワインで名を馳せた産地が、近年はドライワインの産地としても急速に注目を集めている。

ラビガートは「猫のしっぽ」

ブレンド品種のひとつ、Rabigato(ラビガート)はポルトガル語で「猫のしっぽ」を意味する。ドウロを代表する白ブドウ品種で、夏の極端な暑さにも適応しながら鮮度の高い酸とミネラル感を保ち、オレンジブロッサムのような甘い花の香りを持つ品種として知られる。このワインのシャープな酸と白い花の香りの一端を担っているのは、まずこの品種だろう。

Gouvejo(グヴェイオ)が南国フルーツを引き出す

もうひとつのキーとなる品種がGouvejo。ドウロの暑い気候でも酸を保ちながら、温度が上がることで桃やパイナップルのような南国フルーツの香りが発現する品種として知られる。時間経過とともにこのワインの香りがトロピカルフルーツへ変化していく表情は、Gouvejoの個性がよく出ている。


テイスティング|カダン ドウロ ブランコ 2024

  • 香りの強さ:4/5
  • 香りの要素:白い花(スズランのような)、オレンジピール、氷砂糖、桃、パイン
  • 酸味:4/5
  • 甘味:4/5
  • アルコール感:4/5
  • 余韻:ミネラル+白い花がシュッと消えていく。きれいな後口
  • ボディ:ミディアム〜ミディアムフルボディ
  • テクスチャ:スレンダーで引き締まっているが、緻密でわずかなとろみ感もある
  • フレーバー:柑橘(オレンジ系)→温度上昇で桃・パインの南国フルーツへ変化。ミネラルと旨みが豊富

感想|白い花・ミネラル・グラス実験の記録

開けたての印象

グラスに注いだ瞬間から香りが主張してくる。花畑にいるような、白い花の包み込む香り。スズランに似た穏やかな甘さ、オレンジピールの明るさ、氷砂糖のような甘やかさがひと束になって鼻に届く。めっちゃいい香りだ。

口に含むと、クリーンでしっかりした酸がまず来る。そこに緻密でフレッシュな果実感が重なり、後半はじわっとミネラルと旨みが広がっていく。スレンダーで引き締まっているのに、同時に緻密でわずかなとろみ感もある——この二面性が面白い。2,000円台にしては破格のクオリティだ。

温度上昇とともに変化する香り

時間が経って温度が上がるにつれ、香りの顔がガラッと変わる。注ぎたてのオレンジ系の香りが、桃やパイナップルといった南国フルーツへとシフトしていく。温度が上がっても甘みがだれることなく、酸がしっかり引き締めて崩れない。ストラクチャーがしっかりしているから、まったりしてもまったりしきらない。バランスが整っているとはこういうことだ。

ブルゴーニュとボルドー——グラス実験の結果

1日目の後半、グラスを替えて実験した。ブルゴーニュグラス(860cc)からボルドーグラス(720cc)へ。

ブルゴーニュグラスでは、大きな口径が香りを集約し、液体が一気に横に広がることでコクとボリュームを感じさせてくれた。ポテンシャルを1.5倍に引き上げている感覚で、香りの強さは4/5。

ボルドーグラスに替えると、香りはたちまちぼやける。縦長の形状のため液面との距離が遠くなり、霧の彼方にいるような印象だ。香りの強さは2/5まで落ちる。スワリングするとある程度香り立ってくるものの、ブルゴーニュグラスの香り高さにはとても及ばない。氷砂糖のような甘やかさや、鼻をスッと通るようなニュアンスはほぼ消えてしまった。

味については、口の中でゆっくり転がすように飲めば変わらない。ただ縦長の形状に沿って液体が直線的に流れ込む飲み方だと、酸味だけが強調されて果実の緻密さや甘み、コクがあまり感じられない。数値で言うなら、ブルゴーニュグラスが1.5倍引き出しているとしたら、ボルドーグラスは0.8倍に落とすイメージだ。

もっとも、ボルドーグラスでもワインそのものは全然美味しい。ポテンシャルを引き出しきれていないだけで、不味くなったわけではない。ただ、今回のボルドーグラス(720cc)はそもそも容量が大きすぎ、形状の不一致が顕著だった。愛用のソプラノ(15oz)のようなコンパクトなグラスなら、もっとシュッとまとまった印象になるはずだ。

これだけ香りの複雑さとボリューム感があるから、大ぶりなグラスのポテンシャルに応えられる。本当に安いワインは香りが控えめで大きなグラスだとオーバースペックになってしまうが、このワインはブルゴーニュグラスに十分応えてくれた。


ペアリング

1日目:シーフードオムレツ+冷ややっこ

白いテーブルの上を俯瞰気味に撮影した晩酌の一場面。手前左の白い丸皿に、表面がこんがりと焼き色のついた厚みのある丸いオムレツが盛られている。ピーマンとシーフードの具材が所々のぞいている。手前右の茶色い碗には切り分けた絹ごし豆腐が入っており、表面にタレが薄く広がっている。奥にはCADÃO DOUROのラベルが正面を向いたボトルと、薄いレモンイエローのワインを注いだ大ぶりのブルゴーニュグラスが並んでいる。

シーフード・ピーマン・人参・白だし入りのオムレツ。噛むたびに染み出す白だしの旨みと、ワインのミネラルが相乗効果を起こす。増幅した旨みとミネラルが立体的に重なって、うまい。最良のペアリングだ。

冷ややっこ(オリーブオイル・ポン酢・塩・ガーリックパウダー)も相性が良かった。ガーリックのパンチがワインのミネラリーなキレと合わさって、止まらない無限ループに突入する。

2日目:鶏もも肉のムニエル

白いテーブルの上を俯瞰気味に撮影した2日目の晩酌の一場面。手前の白い丸皿に、バター・醤油・みりんで仕上げた鶏もも肉が複数の切り身に分かれて盛られており、照りのある濃い茶色のソースが絡んでいる。玉ねぎ・ピーマンが添えられ、香ばしそうな仕上がりに見える。奥には1日目と同じCADÃO DOUROのボトルと大ぶりのブルゴーニュグラスが並んでいる。右下にフォークが写っている。

バター・醤油・みりん・オリーブオイルで仕上げた鶏もも肉のムニエル。合わないわけではなく、こんがり香ばしい鶏皮とバターの旨みがワインのミネラルとなんとなく絡み合う。ただ「このワインのベストパートナーかというと……」というのが正直なところ。ミネラリーなドウロ白は、白身魚のムニエルと組んだときこそ真価を発揮するはず。次はそこで試したい。


評価

  • 総合評価:3.8
  • CP評価:4

評価基準

■総合評価:

  • 5(Outstanding / 最高):記憶に残る素晴らしいワイン。人に勧めたくなる。
  • 4(Very Good / 非常に良い):バランスが良く、また飲みたい。特別な日に適している。
  • 3(Good / 良い):堅実で信頼できる。無難で、日常的に楽しめる。
  • 2(Fair / 普通):飲めるが積極的には選ばない。物足りなさや違和感があることも。
  • 1(Poor / 悪い):問題がある。推奨できない。同じ価格なら別を選ぶ。

■コスパ評価:

  • 5(Exceptional Value / 超絶価値):価格に対して素晴らしくクオリティが高い。見つけたら即買いレベル。
  • 4(Great Value / 価格以上の価値):価格以上の価値。コスパが良いと自信を持って言える。
  • 3(Fair Value / 価格相応):価格相応。可もなく不可もなく。
  • 2(Below Average / 価格より低い価値):価格より低い価値。もう少し安ければ納得できる。
  • 1(Poor Value / 高すぎる):価格に見合わない。明らかに割高。

デュテルトル クレマン・ド・ロワール レビュー:ジンジャーと24ヶ月熟成の泡が当たりだった

グラスに注いだ瞬間から、トースト香が立ち上った。フレッシュなリンゴ、蜜りんご——これは当たりだ。そこへジンジャーが後から差し込んでくるとは、思ってもみなかった。24ヶ月の瓶内熟成がなせる業だろうか。

ドメーヌ・デュテルトル クレマン・ド・ロワール キュヴェ・サン・ジル ブラック・ラベル N.V.
Domaine Dutertre Crémant de Loire Cuvée St. Gilles Black Label N.V.

黒いラベルが特徴的なボトル裏面。「DOMAINE DUTERTRE / CRÉMANT DE LOIRE / Cuvée St. Gilles」の文字が白で印字され、輸入者フィラディスの記載がある。瓶は深緑色で、ボトル口に向かって細くなるシャンパーニュ型のシルエット。

  • 飲んだ日:2026/5/30
  • シチュエーション:土曜日の昼飲み
  • ヴィンテージ:NV
  • 生産者:ドメーヌ・デュテルトル(Domaine Dutertre)
  • 生産地:フランス>ロワール(トゥーレーヌ・アンボワーズ、ロワール川右岸)
  • タイプ:泡(芳醇なエレガント系)
  • 品種:シュナン・ブラン 30%、シャルドネ 30%、ピノ・ノワール 30%、カベルネ・フラン 10%
  • 熟成:ステンレスタンクで発酵、瓶内熟成24ヶ月以上
  • 度数:12.5%
  • インポーター:フィラディス
  • 購入店:フィラディスワインクラブ
  • 参考価格:3,300円
  • 購入価格:521円
  • 購入セット:初回限定50%オフ!おうちごはんを、いい感じに彩る8本セット。

ドメーヌ・デュテルトル クレマン・ド・ロワール キュヴェ・サン・ジル ブラック・ラベルN.V.


【シチュエーション:土曜の昼飲み、フレンチトーストと泡】

土曜日の昼。予定のない週末の特権、昼飲みだ。一晩卵液に漬け込んだフレンチトーストを焼きながら、クレマン・ド・ロワールを開けた。

フレンチトーストはバターとシナモン。もう一品、クミンとガーリックとローズマリーで下味をつけた鶏肉も焼いてある。ゆっくり飲むための準備は整った。

1週間お疲れ様。昼から飲む幸せとは、こういう静かな時間のことを言うのだと思う。


ワイン豆知識

クレマン・ド・ロワールに黒ブドウ40%という選択

クレマン・ド・ロワールはシュナン・ブランを主体に造られることが多い。このキュヴェ・サン・ジルはピノ・ノワール30%、カベルネ・フラン10%と黒ブドウを4割使う珍しい構成だ。赤品種をこれだけ高い比率でブレンドするクレマン・ド・ロワールは少なく、白品種だけでは出せない骨格と果実の凝縮感が生まれる。

瓶内熟成24ヶ月以上——シャンパーニュ基準超え

クレマン・ド・ロワールの規定では瓶内熟成9ヶ月以上が義務付けられている。このワインは24ヶ月以上。シャンパーニュのNV基準(15ヶ月以上)をも上回る。この長期熟成がイースト香の豊かさと、泡の緻密なクリーミーさを生んでいる。

ドメーヌ・デュテルトルと「サン・ジル」の名前

ロワール右岸リムレ村(トゥーレーヌ・アンボワーズ)に19世紀後半に設立された5代続く老舗。5代目のジル(Gilles)・デュテルトルが1989年から参画し、リュット・レゾネ(減農薬)農法でブドウを育てる。37haの畑はロワールを南向きに望む斜面に広がる。キュヴェ名「サン・ジル(Saint-Gilles)」はこの5代目の名「ジル」に由来している。


テイスティング

  • 香りの強さ:4/5
  • 香りの要素:フレッシュなリンゴ、蜜りんご、トーストしたパン、イースト、ジンジャー、カリン
  • 酸味:4/5
  • 甘味:5/5
  • アルコール感:2/5
  • ガス圧:
  • 泡立ち:クリーミー、きめ細かく豊か
  • 余韻:長い(りんごジャム→イーストの香ばしさ→ドライな着地)
  • ボディ:
  • フレーバー:りんごジャム、イースト、ジンジャーのピリピリ感

感想:トースト香が約束した、ジンジャーで締まる泡

グラスに注いだ瞬間から、トースト香が立ち上る。シャンパーニュで馴染み深い、焼きたてパンのようなイースト感だ。続いてフレッシュなリンゴ、蜜りんご。カリンのようなニュアンスも微かにある。ずっと嗅いでいたくなる。トースト香が出るスパークリングは間違いなくいい。

口に含んだ瞬間

クリーンな酸が伸びやかに広がる。泡はきめ細かくクリーミーで、シャンパーニュを飲むときの「咀嚼して飲む」感覚に近い。テクスチャーに噛みごたえがある。赤い果実の凝縮感。フレッシュな葡萄ジュースのような素直な果実味に、りんごジャムのジャミーさが続く。甘みは強い。

そして後から気づくジンジャーのピリピリ感。これが効いている。蜜りんごとイーストが主役のところへ、ジンジャーが脇から差し込んで全体を引き締める。甘みだけで終わらない複雑さがある。

余韻

「幻のように消える」と思っていたが、実際は違った。りんごジャムの甘い後引きが続き、その奥にほのかなイーストの香ばしさが残る。ジャミーな果実が後を追いかけてきて、ゆっくり着地する。蜜りんご→イースト→ジンジャー、この3つがバランスをとりながら消えていく余韻は、思ったよりずっと長い。


ペアリング:フレンチトーストとバタートーストが正解だった

木目のテーブルに、黒ラベルのクレマン・ド・ロワールのボトルを背景に、フルートグラスに注がれた淡い黄金色のワインが立つ。手前の白い丸皿にはこんがりとした焼き色のフレンチトースト2切れ。右には鶏肉と野菜のスパイス焼きを盛った小鉢、転がったコルク。

◎ フレンチトースト(バター・シナモン)

この日のメインペアリング。一晩浸けたフレンチトーストの卵の甘みとバターの香ばしさが、クレマンの蜜りんごとイースト香と共鳴した。どちらにも「香ばしさ」という共通軸があり、相互に引き立て合う。甘みがあるのに後口はすっきり。完全に成立していた。

◎ バタートースト

フレンチトーストの後に焼いたバタートーストと合わせたら、止まらなくなった。バターの脂肪分をワインのクリーンな酸と炭酸がすっきりと洗い流す。さらにトーストの香ばしさとワインのイースト・トースト香が共鳴し、一口ごとにワインの果実感が増して見えるという相乗効果が起きている。ワインがまたトーストを食べたくさせる。

○ 鶏肉のスパイスマリネ焼き(クミン・ガーリック・ローズマリー)

スパイスの強さにも負けなかった。クミンの香ばしさがワインのジンジャー感とシンクロし、余韻が増幅される感覚がある。マリアージュとまではいかないが、スパークリングワインの地力を見た。


評価

  • 総合評価:3.5
  • CP評価:3

ドメーヌ・デュテルトル クレマン・ド・ロワール キュヴェ・サン・ジル ブラック・ラベルN.V.

初回限定50%オフ!おうちごはんを、いい感じに彩る8本セット。

評価基準

■総合評価:

  • 5(Outstanding / 最高):記憶に残る素晴らしいワイン。人に勧めたくなる。
  • 4(Very Good / 非常に良い):バランスが良く、また飲みたい。特別な日に適している。
  • 3(Good / 良い):堅実で信頼できる。無難で、日常的に楽しめる。
  • 2(Fair / 普通):飲めるが積極的には選ばない。物足りなさや違和感があることも。
  • 1(Poor / 悪い):問題がある。推奨できない。同じ価格なら別を選ぶ。

■コスパ評価:

  • 5(Exceptional Value / 超絶価値):価格に対して素晴らしくクオリティが高い。見つけたら即買いレベル。
  • 4(Great Value / 価格以上の価値):価格以上の価値。コスパが良いと自信を持って言える。
  • 3(Fair Value / 価格相応):価格相応。可もなく不可もなく。
  • 2(Below Average / 価格より低い価値):価格より低い価値。もう少し安ければ納得できる。
  • 1(Poor Value / 高すぎる):価格に見合わない。明らかに割高。

シャトー・ド・クロット2019│野性感と旨みの熟成ボルドー赤

コート・ド・カスティヨン、メルロー主体の2019年熟成赤。野性的な毛皮香でどっしり来るのに、飲み込んだ後はじんわりと出汁のような旨味で落ち着く——この二面性が面白い。

シャトー・ド・クロット レ・キャトル・リ コート・ド・カスティヨン
Chateau de Clotte Les Quatre Lys Castillon Côtes de Bordeaux

シャトー・ド・クロット レ・キャトル・リの裏ラベル。白地に黒文字で「Les Quatre Lys」「CASTILLON · CÔTES DE BORDEAUX」「2019」の表記。フランス語と英語で生産者・キュヴェ名の由来が印刷されている。下部にバーコードと750MLの表示。

  • 飲んだ日:2026/5/27
  • シチュエーション:水曜の夜、6日ぶりのスパイスマリネ鶏と
  • ヴィンテージ:2019
  • 生産者:シャトー・ド・クロット
  • 生産地:フランス>ボルドー・コート・ド・カスティヨン(サン・テミリオンの東側に隣接する石灰岩と粘土の台地)
  • タイプ:赤(しっとり&赤ベリー系)
  • 品種:メルロー50%, カベルネ・フラン+カベルネ・ソーヴィニヨン45%, マルベック5%(全品種の平均樹齢40年)
  • 熟成:
  • 度数:14%
  • インポーター:フィラディス
  • 購入店:フィラディスワインクラブ
  • 参考価格:3,355円
  • 購入価格:521円
  • 購入セット:初回限定50%オフ!おうちごはんを、いい感じに彩る8本セット。

シャトー・ド・クロット レ・キャトル・リ コート・ド・カスティヨン


【シチュエーション:水曜日の終わりに、6日ぶりのグラス】

週の真ん中、仕事を終えて帰宅。6日ぶりのワインだ。休みが続いてビールを1本挟んだ程度で、赤ワインとはしばらくご無沙汰だった。

朝のうちに仕込んでおいたスパイスマリネの鶏もも肉が冷蔵庫で出番を待っている。クミン・タイム・ガーリックパウダーをオリーブオイルと合わせて漬け込み、帰宅後に焼くだけ。玉ねぎとピーマンのソテーを添えれば、ペアリングを楽しむのに十分な食卓の完成だ。

今夜のワインはメルロー主体のボルドー。2019年産、ようやく空気に触れる7年目の夜。


ワイン豆知識

サン・テミリオンの東隣、コート・ド・カスティヨンとは

コート・ド・カスティヨン(現:カスティヨン・コート・ド・ボルドー)は、ボルドー右岸のサン・テミリオンのすぐ東に隣接する産地だ。テロワールはほぼ同じ石灰岩と粘土の台地でありながら、サン・テミリオンよりも格段に手頃な価格でワインが手に入る。メルローを主体にカベルネ・フランをブレンドするスタイルも右岸らしく、知る人ぞ知るボルドーの穴場産地として評価されている。

シャトー・ド・クロットという生産者

シャトー・ド・クロットは、この産地で最も評価の高いシャトーのひとつとされる。英国の著名評論家にも支持されており、ザ・スペクテイターのジョナサン・レイは「ペティ・シャトーのクラレットとしてこれ以上のものはない。デキャンタして飲むべき、完熟した素晴らしいワイン」と評し、タイムズ紙のジェーン・マクイッティは「トリュフ香、旨味たっぷりの一口」と表現した。

「4つの百合」は百年戦争の終結地に由来する

「レ・キャトル・リ(Les Quatre Lys)」はフランス語で「4つの百合」。このキュヴェ名はカスティヨンの町の紋章に由来している。1453年、この地で百年戦争最後の戦い「カスティヨンの戦い」が繰り広げられ、フランスがイングランドを退けた。シャトー自体も1782年にカスティヨン子爵家の相続人たちが建てた歴史ある農場だ。ラベルに刻まれた名前の一つひとつに、この土地の記憶が宿っている。


テイスティング

  • 香りの強さ:4/5
  • 香りの要素:なめし皮・毛皮(野性感)、チェリー系赤ベリー、ほのかな清涼感
  • 渋み:2/5
  • 酸味:3/5
  • 甘味:3/5
  • 苦み:2/5
  • アルコール感:
  • 余韻:長め。旨味と塩味が舌に残り、鼻からはほのかな毛皮感と清涼感
  • ボディ:ミディアム〜フルボディ
  • テクスチャ:ベルベットのようになめらか。スルスルとした柔らかな口当たり
  • フレーバー:チェリー系赤ベリー、出汁のような旨味、塩味、ほのかなスパイシー感

感想

開けたての印象:野生の獣が目を覚ます

2019年ヴィンテージ、7年ぶりに空気に触れた熟成赤。グラスに注いだ瞬間から、ただならぬ香りが来た。

鼻を突くのは獣の毛皮——なめし革のような、重厚で野性的なニュアンスだ。その奥に赤いベリーが一生懸命主張しているのがわかる。野生の獅子に押しつぶされそうになりながら、それでも赤い果実がかすかに顔を出している——そういう香りだ。チャーミングではなく、どっしりと重たいチェリー。開けたて30分は、赤ベリーよりも野性感が完全に主役を張っている。

飲んでみると、印象が変わる。口当たりはパワフルで味が濃い。だがタンニンは不思議なほどさらっとしている——歯茎がギシギシする収斂感ではなく、きめ細かく滑らかな渋みだ。酸味はしっかりあって舌を刺激しながらも、後味に向かうにつれて出汁のような旨味と塩味、そしてかすかな甘みが現れる。

「じんわり」という言葉がいちばん近い。パワフルなのに、飲み干した後にほっとリラックスするような余韻が残る。液体を飲んでいるのではなく、咀嚼してその旨味を引き出しているような感覚——それほど味が濃い。

スワリングで変化する

30分ほど経つとグラスの中で変化が起き始める。野性的な毛皮感がアクセントへと落ち着き、赤ベリーが少しずつ花開いてくる。清涼感もほんのり感じられるようになり、最初とは別のワインのようだ。

2杯目を注いだ瞬間、一瞬だけチャーミングな赤ベリーが顔を出す。が、すぐに毛皮感がまた包み込んでくる。この「一瞬のチャーミング」がたまらない。

バランスと総括

このワインを一言で言い表すなら「緻密で凝縮、しっとりなめらか」だ。バランスは非常によく、渋み・酸味・甘みが三位一体でまとまっている。

特筆すべきはテクスチャだ。ビロードのような口当たりで、液体を飲んでいるのではなく、咀嚼してその旨味を引き出しているような感覚がある——シャンパーニュでもたまに感じる、あの「噛みたくなる」現象だ。それほど旨味と凝縮感が詰まっている。

室温が高い時期、冷蔵庫でしっかり冷やしてから注いで20〜30分かけて飲んだ。冷やすと渋みと酸味がキュッと引き締まり、鶏肉の脂にも負けない力強さが出る。「冷やしても美味しい」——このワインの懐の深さだ。温度を変えることで自分好みの飲み口を探すのも楽しい。

カベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインは、いかにもザ・赤ワインというパワーがある。歯茎にギシギシとした収斂感が来て、どんと前に主張するあの飲み心地だ。それはそれで魅力だが、メルロー主体になると別の世界が開く。柔らかさ、なめらかさ、じんわりとした旨味——力強さはあるのに、どこかほっとさせる飲み心地がある。このワインはまさにそれだ。ボルドーという産地の懐の深さを、改めて実感した一本だった。


ペアリング

白いテーブルの上に白い深皿が置かれ、鶏もも肉のスパイスマリネ焼きが盛り付けられている。奥左にシャトー・ド・クロットのボトル、奥右にボルドーグラスに注がれた深いルビー色の赤ワイン。手前右にフォーク。

1日目:クミン・タイム・ガーリックのスパイスマリネ鶏

朝のうちに鶏もも肉をクミン・タイム・ガーリックパウダー・オリーブオイルでマリネし、帰宅後におろしニンニクを加えたオリーブオイルで焼き上げた。付け合わせは玉ねぎとピーマンのソテー。

ハーブにタイムを選んだのには理由がある。ボルドーの熟成赤にはタイムのニュアンスが感じられることがある、という話を知っていた。ならば料理にも同じハーブを使えば、ワインとの共鳴が生まれるかもしれない——そういう狙いだ。

一口食べてワインを飲んだ瞬間、何かが起きた。

鶏肉の脂がワインのタンニンと絡み合い、互いの角を丸める。渋みが洗われてワインがスルスルと進む。そこへクミンの香ばしさとワインの野性的なスパイシーさが共鳴し、余韻が一気に増幅する。さらに、ワインの出汁のような旨味が料理の旨味と溶け合い、口の中でリッチに膨らんでいく。

マリアージュとはこういうことだ、と思わせる一口だった。

狙い通りにはならなかった。タイムの清涼感はクミンとガーリックの強さに完全に飲み込まれ、共鳴どころか存在すら感じられない。次回はタイムをもっと大量に、あるいはローズマリーに切り替えた方がよさそうだ。

2日目:ローズマリーに変えて正解

翌日は同じマリネ肉を乾燥ローズマリーたっぷりで仕上げた。これが大正解だった。

ローズマリーの清涼感はクミンにも負けない存在感があり、焼いた鶏肉を口に入れると、ガーリックとクミンのスパイシーさの後に後を引くような清涼感が続く。それがワインのほのかな清涼感とシンクロし、互いの清涼感が響き合って余韻が伸びる。ハーブの選択ひとつで、ワインの隠れた表情を引き出せる——ペアリングの面白さがここにある。

このしっとりとじんわりした赤ベリーと、がつんとしたスパイスのコントラスト——そのコントラストを楽しむマリアージュだ。


評価

  • 総合評価:3.5
  • CP評価:3

シャトー・ド・クロット レ・キャトル・リ コート・ド・カスティヨン

初回限定50%オフ!おうちごはんを、いい感じに彩る8本セット。

評価基準

■総合評価:

  • 5(Outstanding / 最高):記憶に残る素晴らしいワイン。人に勧めたくなる。
  • 4(Very Good / 非常に良い):バランスが良く、また飲みたい。特別な日に適している。
  • 3(Good / 良い):堅実で信頼できる。無難で、日常的に楽しめる。
  • 2(Fair / 普通):飲めるが積極的には選ばない。物足りなさや違和感があることも。
  • 1(Poor / 悪い):問題がある。推奨できない。同じ価格なら別を選ぶ。

■コスパ評価:

  • 5(Exceptional Value / 超絶価値):価格に対して素晴らしくクオリティが高い。見つけたら即買いレベル。
  • 4(Great Value / 価格以上の価値):価格以上の価値。コスパが良いと自信を持って言える。
  • 3(Fair Value / 価格相応):価格相応。可もなく不可もなく。
  • 2(Below Average / 価格より低い価値):価格より低い価値。もう少し安ければ納得できる。
  • 1(Poor Value / 高すぎる):価格に見合わない。明らかに割高。

仕事帰りに開ける3000円スペイン赤。8年熟成が疲れた体を黙らせた

ラファエル・カンブラ ドス
Rafael Cambra DOS

ラベルはオレンジ色を基調とし、上部には「Quality Wine」という文字と5つの星がデザインされています。その下には「FIRADIS COLLECTION」と書かれています。  ラベルの中央には、黒い文字で「Quality Wineとはフィラディスが厳選するエレガントさと奥深さをかねそなえた良質なワインです。」という説明文があります。その下には、大きな黒い文字で「ラファエル・カンブラ ドス」と商品名が書かれています。  さらにその下には、輸入者と引取先に関する情報が記載されています。「輸入者及び引取先:株式会社フィラディス 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-3 横浜コネクトスクエア11F」とあります。  内容量は「750ml」、原産国は「スペイン」と明記されており、その右隣には「25143 629744 OY1」という数字と文字の組み合わせがあります。  アルコール分については「裏ラベルに記載」とあり、その横には「果実酒」と書かれた四角い枠があります。  酸化防止剤として「亜硫酸塩」が含まれていることが示されており、その下には「●飲酒は20歳になってから。」「●妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。」という注意書きが記載されています。  ラベルの下部には「DOS 2018 VALENCIA」とあり、その右側には英語でワインに関する詳細情報が書かれています。具体的には、「Embotellat per a Rafael Cambra Fontanars dels Alforins - Valencia España - per R.E.010107-V Product of Spain - Contains Sulphites Lot 1 75cl. - 13.5%Vol Vino certificado por el Consejo Regulador de Vinos de la Denominacion de Origen Valencia」と読み取れます。

  • 飲んだ日:2026/5/19
  • シチュエーション:仕事終わりのご褒美
  • ヴィンテージ:2018
  • 生産者:ラファエル・カンブラ
  • 生産地:スペイン>バレンシア(地中海沿岸)
  • タイプ:赤(がっしり骨太系)
  • 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 35%、カベルネ・フラン 35%、モナストレル(ムールヴェードル)30%
  • インポーター:フィラディス
  • 購入店:フィラディスワインクラブ
  • 参考価格:2,970円
  • 購入価格:521円
  • 購入セット:初回限定50%オフ!おうちごはんを、いい感じに彩る8本セット

【シチュエーション:澱が舞い上がった頭に、8年熟成スペインを注ぐ】

激しく振られて澱(おり)が舞ってしまったワインは、しばらく静置しないと本来の味が出ない。

今日の自分は、まさにそれだ。

複雑怪奇なタスクに終日費やして、あーでもないこーでもないを繰り返した。話せば話すほどわけがわからなくなっていく類の案件で、コンテキストの澱が激しく舞い上がったまま、結論だけ出して力尽きた。

こういう夜には、じっくり熟成されたワインがいい。

などとたいそうな理由をつけて、セラーに眠らせておいたスペイン赤を開けることにした。2018年、バレンシア産。ロバートパーカーが高評価を出した1本。楽天ポイントとセール・クーポンを組み合わせた結果、購入価格521円。さて、お疲れ様!


ワイン豆知識

苗木農家の息子が、スペイントップワイナリーを育てた

生産者のラファエル・カンブラ氏は、苗木栽培を家業とする農家の出身。ベガ・シシリアやアアルト、レルミタなど、スペインの錚々たるトップワイナリーに苗木を納める栽培農家に生まれた。その経験を活かして自らのワイン造りをスタートし、瞬く間に高い評価を得るようになった。ワイン哲学は「Elegance & Balance」——素晴らしい交響楽のような、と本人が表現している。

「スペイン版シュヴァル・ブラン」と称される1本

カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンを主体に仕込むこのワインは、「スペイン版のシュヴァル・ブラン」と称されるほど高く評価されている。シュヴァル・ブランはボルドー・サンテミリオンを代表する最高級ワイン。産地も品種構成もまったく異なるバレンシアのワインがその名を冠されるのは、パワーとエレガンスの両立が評価されてのことだろう。

バレンシアは「地中海のコスパ産地」

バレンシア州はスペインの地中海地方に位置するワイン産地。温暖な地中海性気候がブドウの完熟を助け、凝縮感のあるワインを生みやすい。コストパフォーマンスの良い価格帯の銘柄が多いのも特徴だ。今回のモナストレルはこの地を代表する土着品種で、スパイシーさと黒系果実の力強さをワインに加えている。


テイスティング

  • 香りの強さ:4/5
  • 香りの要素:ブラックチェリー、ブラックベリー、バニラ、クローブ、スモーキーな樽、タバコ、ダークチョコ、ハーブ(ミント系)
  • 渋み:4/5
  • 酸味:4/5
  • 甘味:4/5
  • 苦み:3/5
  • アルコール感:4/5
  • 余韻:長い。スモーキー、バニラ、ビリビリとしたスパイス感が後を引く
  • ボディ:フルボディ
  • テクスチャ:最初なめらか、後半じわっとザラザラ
  • フレーバー:煮詰めたブラックベリー、バニラ、クローブ、スモーク、ダークチョコ、ハーブ

感想

開けたての印象

注ぎたてはチェリー系の赤果実が主体。チャーミングで親しみやすい香りから始まる。

スワリングすると顔ががらっと変わる。赤果実が引っ込み、今度はクローブの香りが立ち上がってくる。クローブとはスパイスの一種で、お寺のお香みたいな、鼻をツンと刺激する甘い香りだ。そこに樽のスモーキーさが重なり、バニラ、タバコ、ダークチョコのニュアンスも感じられる。

一口飲む。間違いなくがっしり骨太系だ。

収斂性のしっかりとしたタンニン——歯茎がギシギシするような力強い渋み——と、きゅっと締まる酸味がどんとくる。しかしその奥に、ぎゅっと煮詰めた黒系果実のジャミーな甘みがしっかり下支えしていて、口当たりはソフト。8年の熟成が効いているのか、力強さがなめらかに溶け込んでいる。最初はなめらかで、後半にじわっとザラつく、そのテクスチャの変化がいい。

パワフルなのにエレガント。 このバランスがこのワインの核だ。

時間経過・変化

スワリングを重ねるにつれ、チャーミングなチェリー系は鳴りを潜め、ブラックベリー、バニラ、クローブが前面に出てくる。ハーバルなニュアンス——ミント系の清涼感——も現れ、後味にビリビリとしたスパイス感が加わる。

苦みが適度に存在することで上質感が生まれ、飽きのこない複雑性がある。余韻は非常に長く、スモーク、バニラ、スパイスがいつまでも続く。

2日目

黒ベリー系が主体になり、煮詰めたジャムのような甘い香りが出てきた。ブラックベリー、スモーク、バニラが多層的に重なり、開けたてより落ち着いてまとまりのある印象。

冷蔵庫で軽く冷やして注ぐと、最初は酸味がフレッシュで引き締まり、温度が上がるにつれてタンニンとスパイス感が立ち上がってくる。赤ワインを少し冷やして温度変化を楽しむのは、このワインに特に有効な飲み方だと感じた。


ペアリング

ワインボトルとグラス、そして炒め物が写っています。  画像の中央には、白い皿に盛られた炒め物があります。この炒め物には、こんがりと焼けた豚肉、黄色いジャガイモ、緑色のピーマン、そして淡い緑色のキャベツが含まれており、全体的に油で艶やかに輝いています。  炒め物の左奥には、濃い茶色のワインボトルが置かれています。ボトルのラベルは鮮やかなオレンジ色で、上部には「dos」という文字が、中央には複雑に絡み合った黒い線で描かれた模様があり、その下には「RAFAEL CAMBRA」という文字が読み取れます。さらにその下には「FONTANARS DELS ALFORINS」と「VALENCIA, SPAIN」という文字が書かれています。  炒め物の右奥には、透明なワイングラスがあり、その中には深紅色のワインが注がれています。グラスの表面には光が反射して、きらめきが見られます。  背景は、白く細かい凹凸のある壁で、全体的にシンプルな印象を与えています。

1日目:クミン・コリアンダー・シナモンのスパイスマリネ焼き

豚こま切れ、ピーマン、キャベツ、ジャガイモをクミン・コリアンダー・シナモン・オリーブオイル・ニンニク・バルサミコ酢でマリネして焼いた。朝から仕込んでおいて、帰ってきたら焼くだけ。

相性は非常に高かった。肉の脂がタンニンと絡むことで互いが丸くなり、ワインがスルスルと進む。スパイスマリネの濃い旨味が、ワインの強い渋みを受け止めてくれる役割を果たしている。クミンの香ばしさとシナモンの甘みがワインのスパイシーな余韻とシンクロし、余韻が増幅される。マリアージュ成立。

2日目:カルダモン・バジルのスパイスマリネ焼き

具材は同じで、スパイスをカルダモンとバジルに変えた。スパイスだけ変えると別の料理が出来上がるのがこの仕込み方の面白さだ。

ワインとの相性は引き続き良好だが、相乗効果のガツン感は1日目のクミン入りに軍配が上がる。このワインの骨格の強さには、クミンのような力強くエキゾチックなスパイスの方が噛み合う。


評価

  • 総合評価:4.0
  • CP評価:3.5

評価基準

■総合評価:

  • 5(Outstanding / 最高):記憶に残る素晴らしいワイン。人に勧めたくなる。
  • 4(Very Good / 非常に良い):バランスが良く、また飲みたい。特別な日に適している。
  • 3(Good / 良い):堅実で信頼できる。無難で、日常的に楽しめる。
  • 2(Fair / 普通):飲めるが積極的には選ばない。物足りなさや違和感があることも。
  • 1(Poor / 悪い):問題がある。推奨できない。同じ価格なら別を選ぶ。

■コスパ評価:

  • 5(Exceptional Value / 超絶価値):価格に対して素晴らしくクオリティが高い。見つけたら即買いレベル。
  • 4(Great Value / 価格以上の価値):価格以上の価値。コスパが良いと自信を持って言える。
  • 3(Fair Value / 価格相応):価格相応。可もなく不可もなく。
  • 2(Below Average / 価格より低い価値):価格より低い価値。もう少し安ければ納得できる。
  • 1(Poor Value / 高すぎる):価格に見合わない。明らかに割高。

今日がうまくいったらボルドー。計画通りの甘酸っぱい日曜日

シャトー・オー・ペイルゲ ボルドー 2020年
Chateau Haut Peyruguet Bordeaux

ラベルの上部には「CHATEAU HAUT PEYRUGUET」と書かれており、その下には「2020 BORDEAUX Appellation Bordeaux Contrôlée」と続いています。ラベルの右側には、2人の女性の顔写真が配置されています。  写真の下には、ワインの生産者に関する説明文が書かれています。読み取れる範囲では、「Les filles des Vignobles Jolivet ont repris le domaine familial et oeuvrent dans l'élaboration de vins élégants et fruités toujours soucieux de leur environnement. Certifiée Haute Valeur Environnementale, cette propriété dirigée par Marie et Bénédicte ne cessent de s'engager tous les ans dans une viticulture plus en accord avec la nature sans jamais oublier la notion de plaisir qu'elles souhaitent offrir à leurs consommateurs. Ce rouge est intense, rubis et laisse place à une attaque souple, charmeuse où le fruit domine. La bouche est ample, délicate et amène à une finale pleine de fraîcheur.」と記されています。  さらにその下には、「MIS EN BOUTEILLE AU CHATEAU Par SC Vignobles Jolivet - propriétaires à Soussac - France Contient des Sulfites - Enthält Sulfite - Indeholder Sulfitter Produit de France」と書かれています。  ラベルの右下には、丸いロゴマークがあり、その中には蝶と畑のような絵柄が描かれ、「ISSU D'UNE EXPLOITATION HAUTE VALEUR ENVIRONNEMENTALE」という文字が確認できます。その右隣には「75cl」と容量が示されています。  ラベルの最下部には、妊娠中のアルコール摂取に関する注意書きがフランス語で書かれており、「«La consommation de boissons alcoolisées pendant la grossesse, même en faible quantité, peut avoir des conséquences graves sur la santé de l'enfant.»」と読み取れます。


【シチュエーション:二択を用意して、うまくいった方を飲む】

今日の結果次第で、開けるワインを変えようと決めていた。

うまくいかなかったら、南ローヌのヴィオニエ100%でしっとりお疲れ会。鶏もも肉はレモンバターソースで。 うまくいったら、ボルドーと照り焼きにしようと。

結果は後者。 晴れやかな気持ちのまま、冷蔵庫からボルドーを出した。

こういう準備の仕方、われながら好きだ。同じ食材でも、調味料次第で合わせるワインが変わる。白なら塩レモン系、赤なら甘辛系。ワインから逆算して料理を組み立てる考え方が染みついてくると、一人の食卓はずっと豊かになる。

などとたいそうなことを言いながら、フィラディスのセールでまんまと買い込んでいたボルドーを開けることにした。さて、計画通り。


ワイン豆知識

4世代にわたる家族経営の畑

シャトー・オー・ペイルゲは、ボルドー右岸に位置するアントル・ドゥー・メール地区、スーサック村のワイナリー。ジョリヴェ家は4世代にわたってこの畑を管理してきた。1981年に現オーナーのジャン・マルク・ジョリヴェ夫妻が引き継ぎ、近代化と拡張を続けながら、ブドウの色の変化からワイン造りのプロセスまですべてを自分たちで直接管理している。1999年には近隣の生産者と共同で廃水処理施設を建設するなど、環境保全への取り組みも早い。

アントル・ドゥー・メールという産地

アントル・ドゥー・メールとはフランス語で「2つの海の間」の意。ガロンヌ川とドルドーニュ川に挟まれたボルドー右岸の地域だ。格付けシャトーが集中するメドックやポムロルほど名の知れた産地ではないが、コスパの良いボルドーワインの産地として知られている。今回のメルロ主体のブレンドは、この地区の土壌特性——粘土石灰質——にメルロが適しているという背景がある。

安いボルドーが外れがちな理由

ボルドーは世界で最も有名なワイン産地のひとつだが、安価なものは果実味が薄く、渋みだけが目立つ外れに当たりやすい。理由は単純で、格付けや産地呼称の幅が広すぎるからだ。「ボルドー」とラベルにあっても、生産者・ヴィンテージ・熟成によって品質の差は大きい。2020年はボルドーの当たり年として評価が高く、それも今回の当たり要因のひとつだろう。


テイスティング

  • 香りの強さ:4/5
  • 香りの要素:赤果実(イチゴ・チェリー・ザクロ)、熟成香(鉛筆の芯・ゴム・消しゴム)、バニラ(2日目)、スパイス(2日目)
  • 渋み:2/5
  • 酸味:4/5
  • 甘味:4/5
  • 苦み:1/5
  • アルコール感:2/5
  • 余韻:アフターにかけて力強さと芯を感じる
  • ボディ:ミディアムライト
  • テクスチャ:スムース、シルキー
  • フレーバー:チェリー系の甘酸っぱさ、スパイシー(2日目)

感想

開けたての印象

グラスに注いだ瞬間、ふわっと広がってくる。

チェリー、ザクロ、イチゴ。赤果実系の、線が細くて綺麗な香りだ。ボルドーというとどっしりした重厚なイメージを持ちがちだが、このワインは華やかで軽やかな入り口から始まる。

飲んでみると、甘酸っぱい。タンニンはソフトで、するっと入ってくる。ミディアムライト、つまり軽めのボディながら、アフターにかけてぐっと力強さが来る。華やかで、芯がある。このギャップがこのワインの核だ。

30分後、表情が変わる

30分ほど経つと、香りが変わってきた。

鉛筆の芯、消しゴム、ゴムっぽいニュアンス——これが熟成香だ。チャーミングな赤ベリーに、時間の奥行きが重なって、香りが複雑になってくる。2020年、6年経ってこの変化。ちゃんと熟成を感じられる。

冷やし気味だと酸味がキュッとして軽やかでチャーミング。温度が上がるにつれ、クラシックなボルドーらしい奥行きが前に出てくる。一本で二度楽しめる感じ。

タンニンはこなれてシルキー。引っかかりがなく、スルスルといく。2,200円のボルドーとしては、バランスが良くて、満足度が高い。

安いボルドーへの苦手意識が塗り替わった

昔、安い謹称ボルドーを飲んで、苦手意識を持っていた時期があった。果実味が欠落して、ギスギスした渋みと酸味だけ、みたいなやつ。それで一時期、安い赤は外れが多いとさえ思っていた。

このワインは全然違う。甘酸っぱくて、こなれた渋み、熟成感もある。軽やかなのに後味が力強い。グラデーションがあって、うまい。生産者と産地を選べば、2,000円台のボルドーでもこの水準に届く。


ペアリング

ワインボトルとグラス、そして料理が写し出された食卓の様子を捉えています。  画像の中央左には、緑色のガラス瓶に入ったワインボトルが置かれています。ボトルのラベルには「CHATEAU HAUT PEYRAUD」と書かれており、その上には城のような建物のイラストが描かれています。ボトルの右側には、ワイングラスが置かれており、グラスの中には赤ワインが注がれています。グラスの奥には、白い壁が見え、その壁には細かな凹凸のある模様が施されています。壁の手前には、白い細い棒状のものが横に伸びており、その下には白い四角い枠のようなものが見えます。画像の手前には、白い皿に盛られた料理が写っています。料理は、鶏肉と玉ねぎを甘辛いタレで炒めたようなもので、照りがあり、食欲をそそるような見た目をしています。

1日目:鶏もも肉の照り焼き(玉ねぎたっぷり)

照り焼きにした。玉ねぎ大1個を丸ごと使った。

鶏もも肉の脂を、ワインの酸味がきれいに洗い流してくれる。照り焼きの甘辛いソースがタンニンを中和し、口当たりがさらにマイルドになる。甘辛いソースを吸ってしんなりした玉ねぎと、チェリー系の甘酸っぱさが重なって、互いを引き立て合っている。マリアージュ成立。

2日目:もつの甘辛炒め+ブラックサンダーバタークランチ

2日目は、もつの甘辛炒め。キャベツ、ニンジン、ピーマン、もつを味噌とコチュジャンで炒めたもの。2日目はスパイス感が全面に出てビリビリとした飲みごたえになっていて、甘辛炒めとの相性はばっちりだった。

デザートにブラックサンダーのバタークランチ味を合わせてみた。バターのふわっとした香りと濃厚な甘さが、ワインのスパイシーな余韻と絡んで極上だった。チョコレートとワインのペアリングは、甘みと苦みが同調することで互いのコクを引き出す——このペアはその典型例だ。ノーマルをはるかに凌駕する。リピート確定。


評価

  • 総合評価:4.0
  • CP評価:4.8

評価基準

■総合評価:

  • 5(Outstanding / 最高):記憶に残る素晴らしいワイン。人に勧めたくなる。
  • 4(Very Good / 非常に良い):バランスが良く、また飲みたい。特別な日に適している。
  • 3(Good / 良い):堅実で信頼できる。無難で、日常的に楽しめる。
  • 2(Fair / 普通):飲めるが積極的には選ばない。物足りなさや違和感があることも。
  • 1(Poor / 悪い):問題がある。推奨できない。同じ価格なら別を選ぶ。

■コスパ評価:

  • 5(Exceptional Value / 超絶価値):価格に対して素晴らしくクオリティが高い。見つけたら即買いレベル。
  • 4(Great Value / 価格以上の価値):価格以上の価値。コスパが良いと自信を持って言える。
  • 3(Fair Value / 価格相応):価格相応。可もなく不可もなく。
  • 2(Below Average / 価格より低い価値):価格より低い価値。もう少し安ければ納得できる。
  • 1(Poor Value / 高すぎる):価格に見合わない。明らかに割高。

2週間の禁欲明け、ポルトガルの赤がするすると染み渡る

マテウス & セケイラ ヴィーニョス カダン ドウロ ティント
Mateus & Sequeira Vinhos Cadao Douro Tinto

この画像は、ワインボトルのラベルを写したものです。  ラベルの上部には「CADAO DOURO」と大きく書かれており、その下には「VINHO TINTO・RED WINE・VIN ROUGE」と、ポルトガル語、英語、フランス語で赤ワインであることが示されています。さらにその下には「DOURO DOC. 2023」と、ドウロDOC(原産地呼称)とヴィンテージが記載されています。  ラベルの中央部分には、ブドウの品種として「TOURIGA NACIONAL, TOURIGA FRANCA, TINTA RORIZ, TINTA AMARELA E TINTO CÃO」が挙げられています。その下には、ワインのテイスティングノートがポルトガル語と英語で書かれています。ポルトガル語では「Cor vermelho rubi. Aroma frutado, com destaque para a fruta vermelha e ligeiras notas de fruta silvestre. Paladar suave na entrada, textura agradável e final harmonioso.」とあり、英語では「Ruby red in colour. Fruity aroma, with emphasis on the red fruit, and slight notes of wild fruit. Mild taste at first, pleasant texture and harmonious finish.」と書かれています。これは、ルビーレッドの色合いで、赤果実と野生の果実の香りが特徴的で、口当たりは滑らかで心地よいテクスチャーと調和の取れた余韻があることを示しています。  さらに下には、「Servir com cuidado pois é um vinho natural sujeito a criar depósito. This wine may develop some natural sediments.」と、自然な沈殿物が生じる可能性があるため、注意して提供するよう促す注意書きがポルトガル語と英語で書かれています。

  • 飲んだ日:2026/5/12
  • シチュエーション:2週間ぶりのワイン!
  • ヴィンテージ:2023
  • 生産者:マテウス&セケイラ・ヴィーニョス
  • 生産地:ポルトガル
  • タイプ:赤(華やか&赤ベリー系)
  • 品種:トウリガ・フランカ 40%、ティンタ・ロリス(テンプラニーリョ)20%、トウリガ・ナシオナル 20%、ティント・カン 10%、ティンタ・アマレラ 10%
  • 熟成:ステンレスタンク発酵、12ヶ月熟成
  • 度数:13.5%
  • インポーター:フィラディス
  • 購入店:フィラディスワインクラブ
  • 参考価格:2090円
  • 購入価格:521円
  • 購入セット:初回限定50%オフ!おうちごはんを、いい感じに彩る8本セット。

【シチュエーション:GW明けの火曜日、ようやくワインを解禁する】

なんと、2週間ぶりのワインだ。

ゴールデンウィーク初日にサイゼで一人飲みして以来、ビールは飲んでいたけれど、ワインには一切手を出さなかった。我ながら、ありえない。素晴らしい。

そしてGW明け、いきなり仕事が待っている。5連休でも、復帰するのはしんどい。しかもまだ火曜日。あと3日もある。

仕事って本当に、人生の半分を持っていくよな。

よく頑張ってるよ、みんな。私も含めて。

そういうわけで、今夜はワインを解禁する。飲もうぜ。

セラーからチョイスしたのは、あんまり気取らず飲めるものがいい、と思って、定価が安めのポルトガルの赤。

フィラディスのスタッフコメントが「毎日飲んで飽きない」「ポルトガルの土着品種を使いながら、肩肘張らずちゃんと美味しい」と言っている。

ちょうどいい。今夜の気分にぴったりだ。

ポルトガルワイン、そんなに飲んだことがないんだよね。楽しみ。

テイスティング

  • 香りの強さ:4/5
  • 香りの要素:バニラ、スモーク、ブラックチェリー
  • 渋み:3/5
  • 酸味:3/5
  • 甘味:3/5
  • 苦み:2/5
  • アルコール感:3/5
  • 余韻:ソルト、スパイス
  • ボディ:ミディアムボディ
  • テクスチャ:なめらか、ソフト
  • フレーバー:バニラ、カカオ、チェリー、ソルト、スパイス、シダ

感想

濃厚な香りがふわあっと立ち上る。

樽由来のバニラとスモーク、濃い黒系果実。だんだん酸の要素が加わってきて、ブラックチェリーの香りへ。

いい香りだ。仕事終わりの疲れた体をすっと包んで、溶かしていくようだ。親しみやすく、カジュアル。心がうきたつ。

このワインの面白いところは、塩味がすることだ。

口に含むと、アタックからアフターにかけて、塩飴をなめているかのような感覚。渋みは中程度。バニラの甘味、柔らかい酸味、カカオの苦み。どれかが突出することなく、きれいにバランスが取れている。丸いイメージ。

そこに、ソルティーなニュアンスが加わって目立っている。面白い。ユニークだ。

アフターにかけて、ドライハーブ的な、シダ植物的なニュアンスと、スパイス風味。なかなか芸が多彩だ。

濃厚な香りだから、パワフルタイプかなと思ったら、口当たりはなめらかで、するする系。

2日目になると、渋みがよりこなれてチャーミングに。赤系果実の華やかさが前に出てきて、酸味もキュッとして、気持ちよく飲める。

デイリーワインに最適だ。気取らず、気軽に。好きなアニメでも見ながら、肉料理と一緒に。

ペアリング

ワインボトルとグラス、そして煮込み料理が写っている食卓の様子を捉えています。  まず、画像の中央左寄りに、濃い緑色のガラス瓶に入ったワインボトルが置かれています。ボトルのラベルには「CAD Ã O DOURO」という文字が大きく書かれており、その下には「VINHO TINTO・RED WINE・VIN ROUGE」と、赤ワインであることが示されています。さらに「DOURO DOC・2023」とあり、ドウロ地方の2023年ヴィンテージのワインであることがわかります。ラベルには、このワインがルビー色で、赤い果実の香りと野生の果実の軽いノートがあり、口当たりはまろやかで心地よいハーモニーのある仕上がりであること、また、天然の沈殿物が生じることがあるため注意して提供するよう促す説明がポルトガル語と英語で書かれています。ボトルの下部には「13.5% vol. 750 ml」とアルコール度数と内容量が記載されており、その下には「DOP DOURO WTG 95857」という認証マークが見えます。さらに、輸入者と引取先が「株式会社フィラディス」であり、神奈川県横浜市に所在していること、内容量が750mlで原産国がポルトガルであること、酸化防止剤(亜硫酸塩)が含まれていることなどが日本語で書かれています。  ボトルの右隣には、透明なワイングラスが置かれており、グラスの底には深紅色のワインが注がれています。ワインの表面には光が反射して輝いています。  画像の下部には、白い器に入った煮込み料理が写っています。料理は茶色い煮汁の中に、鶏肉の塊、玉ねぎ、そして殻を剥いたゆで卵が複数個入っています。煮汁の表面には小さな泡が多数見られ、煮込まれたことによる照りがあります。ゆで卵の一つは半分に割れており、中身が見えています。  全体的に、落ち着いた色合いで、食事が始まる前の準備が整ったような、穏やかな雰囲気が感じられます。

豚の角煮と合わせたいとのスタッフコメントだったが、鶏もも肉のストックが大量にあったので、鶏肉の角煮風にした。

まず、ゆで卵を作る。これが面倒くさい。茹でるのに時間がかかるし、殻を剥くのがちまちまして地道な作業だ。食べるのは一瞬なのに。タイパが悪い食材ナンバーワンかもしれない。それでも角煮のために作る。

新玉ねぎを刻む。新玉ねぎ、いいよね。オニオンスライスが美味しい季節だ。今回は火を通すけど。

鶏肉と玉ねぎを焼いたら、水、醤油、酒、砂糖を加えて、弱火で落とし蓋をして20分ほど。仕上げにゆで卵を投入して、味を染み込ませる。

これが、簡単で美味い。華やかな赤ワインとも相性抜群。

至福のひとときだった。また作ろう。

次はゆで卵の代わりに、こんにゃくや豆腐を入れてもいいかもしれない。時短になるし、気軽に作れる。

評価

  • 総合評価:3.0
  • CP評価:2.5

マテウス & セケイラ ヴィーニョス カダン ドウロ ティント

評価基準

■総合評価:

  • 5(Outstanding / 最高):
    記憶に残る素晴らしいワイン。人に勧めたくなる。
  • 4(Very Good / 非常に良い):
    バランスが良く、また飲みたい。特別な日に適している。
  • 3(Good / 良い):
    堅実で信頼できる。無難で、日常的に楽しめる。
  • 2(Fair / 普通):
    飲めるが積極的には選ばない。物足りなさや違和感があることも。
  • 1(Poor / 悪い):
    問題がある。推奨できない。同じ価格なら別を選ぶ。

■コスパ評価:

  • 5(Exceptional Value / 超絶価値):
    価格に対して素晴らしくクオリティが高い。見つけたら即買いレベル。
  • 4(Great Value / 価格以上の価値):
    価格以上の価値。コスパが良いと自信を持って言える。
  • 3(Fair Value / 価格相応):
    価格相応。可もなく不可もなく。
  • 2(Below Average / 価格より低い価値):
    価格より低い価値。もう少し安ければ納得できる。
  • 1(Poor Value / 高すぎる):
    価格に見合わない。明らかに割高。

ロゼカバで、祝日を楽しむ

サバルテス カバ・ブリュット・ロサド
Sabartes CAVA Brut Rosado

この画像は、琥珀色のボトルに貼られた白いラベルが写っています。  ラベルには「HERETAT SABARTÉS」という文字が大きく書かれており、その下には「BRUT / ROSE」と「2021」という文字が続いています。さらに下には、輸入者と引取先として「株式会社フィラディス」の住所が「神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-3 横浜コネクトスクエア11F」と記載されています。内容量は「750ml」、原産国は「スペイン」と明記されており、アルコール分については「表または裏ラベルに記載」とあります。酸化防止剤として「亜硫酸塩」が含まれていること、そして「妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。」という注意書きと、「飲酒は20歳になってから。」という記載があります。ラベルの左下には「果実酒」という文字があり、その右隣には「Quality Wine」と書かれたロゴと「L124CH」というコードが見えます。ラベルの下部には「CAVA」と「12.5%vol 75cl」という文字も確認できます。ボトルは全体的に琥珀色をしており、中身の液体も同じような色合いで、光の当たり具合によって輝きが異なって見えます

シチュエーション

祝日は、昼がっつり豚のグリルを食べに行った。炭火で焼かれていて美味だった。

帰宅するとほっとする。家は落ち着くんだよな。明日から二日間仕事、その後5連休だ。

今日はゆっくり泡を飲もう。

あつくなってきたからね。これからは泡の季節だ。

テイスティング

  • 香りの強さ:3/5
  • 香りの要素:クリーム、リンゴ、カバ特有の乾いた風のようなロースト感
  • 酸味:5/5
  • 甘味:3/5
  • アルコール感:2/5
  • ガス圧:ささやか
  • 泡立ち:ささやか
  • 余韻:しゅっとした後味、ドライな後味
  • ボディ:ライトボディ
  • フレーバー:甘酸っぱい、ザクロ、リンゴ、カバの金属感

感想

この画像は、ロゼワインのボトルをクローズアップで捉えたものです。  ボトルの上部には、琥珀色に輝くロゼワインが満たされており、その表面には微細な水滴がついています。ボトルの下部には、白地のラベルが巻かれており、そのラベルには、黄色と青を基調とした華やかな模様が描かれています。この模様は、中央に花瓶のようなモチーフがあり、そこから蔓が伸びて花や葉、そして鳥が描かれた、まるでタペストリーのようなデザインです。ラベルの下部には、「HERETAT」と「SABARTÉS」という文字が読み取れます。ボトルの背景は、白くぼやけており、左側にはわずかに黒い物体が写り込んでいます。

香りはささやかながら、クリームやリンゴ。ほのかに香ばしく、甘い香り。

甘酸っぱい。酸味が豊富だが、それを打ち消すザクロやリンゴジャムの甘味。

後味はドライで、しゅっとした酸が支配的。アタックは甘味がしっかいrあるのだが、アフターはドライですっきり。

はなやかなボトル、はなやかな香りに対して、しっかりドライ。単体でも食事と合わせるのもいけるオールラウンダータイプか。

カバって金属的で平坦というものが量産されている(降れ死ねとか)中で、これは果実味たっぷり。ピノノワール100%のロゼということもあるのだろう。

ただ、正直な感想。これで3000円はちょっとお高いかなって。3000円出すならクレマンが飲みたい。

ペアリング

単体ですっきりと。

評価

  • 総合評価:2.8
  • CP評価:2.3

サバルテス カバ・ブリュット・ロサド

評価基準

■総合評価:

  • 5(Outstanding / 最高):
    記憶に残る素晴らしいワイン。人に勧めたくなる。
  • 4(Very Good / 非常に良い):
    バランスが良く、また飲みたい。特別な日に適している。
  • 3(Good / 良い):
    堅実で信頼できる。無難で、日常的に楽しめる。
  • 2(Fair / 普通):
    飲めるが積極的には選ばない。物足りなさや違和感があることも。
  • 1(Poor / 悪い):
    問題がある。推奨できない。同じ価格なら別を選ぶ。

■コスパ評価:

  • 5(Exceptional Value / 超絶価値):
    価格に対して素晴らしくクオリティがたかい。見つけたら即買いレベル。
  • 4(Great Value / 価格以上の価値):
    価格以上の価値。コスパが良いと自信を持って言える。
  • 3(Fair Value / 価格相応):
    価格相応。可もなく不可もなく。
  • 2(Below Average / 価格より低い価値):
    価格より低い価値。もう少し安ければ納得できる。
  • 1(Poor Value / 高すぎる):
    価格に見合わない。明らかに割高。

運動した後の、カジュアルイタリアン

チトラ ベッラ・トッレ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
Citra Bella Torre Montepulciano d'Abruzzo

ラベルの中央には「Bella Torre」と書かれた筆記体のロゴがあり、その背景には金色の線で描かれたヨーロッパ風の建物が広がっています。ロゴの下には「MONTEPULCIANO D'ABRUZZO」と黒い大文字で書かれており、さらにその下には赤字で「DENOMINAZIONE DI ORIGINE CONTROLLATA」と記されています。  その下には、このワインに関する説明文がイタリア語で書かれています。読み取れる範囲では、「QUESTO VINO È INTEGRALMENTE PRODOTTO PRESSO LA NOSTRA CANTINA CON LE MIGLIORI UVE DI MONTEPULCIANO. RACCONTA DI UN SAPERE RADICATO, TRAMANDATO DI PADRE IN FIGLIO E FRUTTO DEL LAVORO DI MOLTE FAMIGLIE IMPEGNATE TENACEMENTE A DIFENDERE E SOSTENERE LA COLTIVAZIONE DELLE INCONFONDIBILI VIGNE A PERGOLA ABRUZZESE」と書かれています。  ラベルの一番下には「CITRA」という文字が黒い大文字で書かれており、その上には金色の小さなロゴマークが見えます。ラベル全体はクリーム色で、わずかにざらつきのある紙のような質感が感じられます。ボトルは黒いガラス製で、ラベルの上下でその色が確認できます。

シチュエーション

午前ランニングして、トマトパスタを作って。

午後3時。

中途半端な時間なので、昼ご飯兼夜ご飯とします。

アニメ見ながらゆっくり晩酌という最高の休日午後を過ごすよ!

運動したから気分がいい。やっぱり体動かすのは、健康にも、メンタルにもいい。気分がすっきりして、ポジティブマインドになるからね。

体を動かしたということを免罪符に、気持ちよくワインが飲める☺かなり大事!

さて、トマトパスタを作ったので、セラーの中から、合いそうなワインを物色。

ぴったりのがあった。イタのリアアブルッツォ、モンテプルチアーノ。カジュアルに気取らず、デイリーワインとして飲むのにぴったり。

気取らない休日昼下がりに最適な1本。イタリアといえばトマトパスタ。現地の食と現地のワインはペアリングが保証されているしね。

テイスティング

  • 香りの強さ:2/5
  • 香りの要素:野性的、毛皮、熟していない酸っぱいラズベリー
  • 渋み:2/5
  • 酸味:3/5
  • 甘味:4/5
  • 苦み:1/5
  • アルコール感:3/5
  • 余韻:ほのかな獣っぽさ、すっと消える
  • ボディ:ミディアムボディ
  • テクスチャ:なめらか
  • フレーバー:酸っぱいイチゴやラズベリー、シロップ漬けのチェリー、クローブ

感想

コルクがとても短い。デイリーに早飲みするワインなんだな。

香りは、全体的に獣っぽい。毛皮っぽさ。

そこに熟していないラズベリー。つまり酸っぱそうな香り。

香りのイメージから、けっこう酸味強め、渋みもけっこう強めかなと思いながら飲んでみる。

…なるほどね。甘酸っぱい系か。

イチゴやラズベリーなどのキレイ系の酸味は豊富にありつつ、それ以上に甘いな。砂糖やシロップ漬けしたチェリー菓子みたいな、ぎゅっとつまった甘味が酸をやわらげて親しみやすくさせてる。

渋みはそれなりにあり、アフターの野性的なニュアンスとともに、後味はやや重たい。

たしかにこれはトマトソースのパスタやピザと合わせたくなる。

香りも味も、野性的なニュアンスがあり、好みが分かれそう。モンテプルチアーノの品種特性なのかな。

個人的には、ちょっとや星間が前面に出てて気になるかも。野性感嫌いじゃないが、それだけだととっつきにくい。もう少しグラデーションがあると、獣っぽさが主張しすぎずバランスがとれそうな気がする。

二日目になると、獣匂がだいぶ弱まった。香りは、ラズベリー、ミント。すっとした感じ。渋みもだいぶ和らいで、甘酸っぱくて飲みやすくなった。

ペアリング

トマトソースパスタ。

残ったもやしと、マイタケを入れて。

トマト缶は使い勝手よくていいね。常にストックしている。

評価

  • 総合評価:2.3
  • CP評価:3.0

チトラ ベッラ・トッレ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ

評価基準

■総合評価:

  • 5(Outstanding / 最高):
    記憶に残る素晴らしいワイン。人に勧めたくなる。
  • 4(Very Good / 非常に良い):
    バランスが良く、また飲みたい。特別な日に適している。
  • 3(Good / 良い):
    堅実で信頼できる。無難で、日常的に楽しめる。
  • 2(Fair / 普通):
    飲めるが積極的には選ばない。物足りなさや違和感があることも。
  • 1(Poor / 悪い):
    問題がある。推奨できない。同じ価格なら別を選ぶ。

■コスパ評価:

  • 5(Exceptional Value / 超絶価値):
    価格に対して素晴らしくクオリティがたかい。見つけたら即買いレベル。
  • 4(Great Value / 価格以上の価値):
    価格以上の価値。コスパが良いと自信を持って言える。
  • 3(Fair Value / 価格相応):
    価格相応。可もなく不可もなく。
  • 2(Below Average / 価格より低い価値):
    価格より低い価値。もう少し安ければ納得できる。
  • 1(Poor Value / 高すぎる):
    価格に見合わない。明らかに割高。

20代独身、朝からサイゼ一人のみで最高のGWを過ごす

カレンダー通りのGW初日。GWは人がゴミのようになるので、積極的に出歩きたくはない。

私は、混雑していたりGW価格になったりしているときに、あえて休まなくていいかなという考え。有休の最高の使い方は、祝日がないなんでもない平日にトルコと。

さてて、5連休初日。10時オープンと同時にサイゼに来店。ランチタイムまではすいているから、気兼ねなく一人飲みを楽しむよ!

独身一人飲み。誰に気を使うこともなく、自分のペースで自分が食べたいもの、飲みたいものを好きなだけ。気楽で自由で最高の一人飲みの開幕!朝から飲むという背徳感を燃料に、充実したGWをスタートさせる💪

フェーズ1:白ペアリング 900円

テーブルに置かれた食事の様子が、上から捉えられています。  画像の中央には、茶色いスープが入った黒い器があり、その中にはチーズが溶けて焦げ目がついたパンが浮かんでいます。パンの上には緑色のパセリが散らされています。この器は、白地に淡い色合いの四角い模様が縁に描かれたお皿の上に置かれています。その左隣には、同じ模様のお皿に、丸くて平たいパンが置かれています。このパンも表面に焦げ目がついていて、チーズが溶けているように見えます。  右上の白いお皿には、細かく刻まれたオレンジ色の人参が山盛りに盛られており、その上にも緑色のパセリが散らされています。その隣には、透明なガラスのピッチャーに琥珀色の液体が入っています。左上には、透明なワイングラスに水が注がれており、その隣の白い小皿には、黄色い液体が入っています。  テーブルは茶色で、少しざらざらとした質感に見えます。全体的に、温かみのある食卓の雰囲気が伝わってきます。

  • 白(デキャンタ250ml) 200円
  • チーズフォッカチオ 200円
  • キャロットラペ 200円
  • 玉ねぎのズッパ 300円

これだけ頼んで900円!ボリュームがあり、これだけで割とお腹を満たすのに、まだ1000円にも到達してないという奇跡。

玉ねぎのズッパ、最高!オニオンスープね。食べ応えのあるチーズとパンがスープを吸ってとろとろに。玉ねぎの甘味が優しくてしみる。洋食屋さんのオニオンスープのごとく、ほっとする。

そんなスープに、チーズフォッカチオを浸す。背徳感。おいしくないわけがない。おいしすぎる!

一方キャロットラペは、すっきり。ニンジンの千切りを酢と塩でしめたシンプルな料理。オリーブオイルをたっぷり回しかければ、一気にイタリアの風がふいて、白ワインと相乗効果をなす。

あえて正直に言うなら、キャロットラペは家でも作れそうだなと思った。

私が外食する理由は、未知の経験を求めているから。家ではできない体験をするために外にいく。

フェーズ2:箸休め 450円

  • コーンスープ 150円
  • ポップコーンシュリンプ 300円

白を飲み終えたところで、少し休憩。口直し。

ポップコーンシュリンプを、コーンスープに投入していただきます。

付属のソースをつけて食べるのもいいんだけど、即興で思いついたアレンジを実行。一人飲みだから、気兼ねなくなんだってできる。

ポップコーンシュリンプのころもにコーンスープの甘くてクリーミーなスープが絡みついて、デザート感覚。ワングレードアップした感じ。

フェーズ3: 赤ペアリング 950円

温かみのあるオレンジ色のテーブルクロスが敷かれたテーブルに、グラタンと付け合わせ、飲み物が並べられています。  中央には、焦げ目がついたチーズが食欲をそそるグラタンが、木製の台に乗せられて置かれています。グラタンの表面には、刻まれたパセリが散らされており、彩りを添えています。グラタンの右隣には、茹でられたほうれん草とベーコンが盛り付けられた白い皿があります。左下には、丸いパンが白い皿に乗せられており、パンの表面にもハーブが散らされています。グラタンの下には、使い込まれた様子のフォークとスプーンが並べられています。グラタンの奥には、赤ワインが入ったガラスのピッチャーと、同じく赤ワインが注がれたワイングラスが置かれています。全体的に、温かく家庭的な食卓の雰囲気が感じられます。

  • 赤(250ml) 200円
  • ガーリックフォッカチオ 200円
  • ほうれんそうのソテー 200円
  • 焼きチーズミラノ風ドリア 350円

後半戦。この時点でわりとお腹は満たされていたのだけど、赤を飲まないという選択肢はない。

ガーリックフォッカチオ→ほうれんそうのソテー→赤ワインという無限ループが完成。ほうれんそうの鉄分は軽めの赤と調和するし、ベーコンやガーリックのがっつり感を洗い流してリセットさせる。

ミラノ風ドリアは不動の定番。派生型として、半熟卵のミラノ風ドリア、焼きチーズミラノ風ドリアがあって、私は後者がだんぜん好き。

たっぷりチーズが乗っていて、香ばしく焼き上げられていておいしい。かりっとしたチーズの中に、とろっとしたソースのコントラスト。赤ワインが進む。

最終フェーズ:デザート 1250円

テーブルに置かれた2つのデザートとグラスが写っています。  画像の中央やや上には、透明なガラス製のグラスが置かれており、その中には少量の水が入っているように見えます。グラスの表面には水滴がついています。  グラスの左下には、白い皿に盛られたデザートがあります。このデザートは、白いクリームと、赤紫色のソースがかかったケーキのようなもので、その上には数個の黒いチェリーが添えられています。皿の中には銀色のスプーンが置かれています。  画像の中央やや下には、もう一つの白い皿があり、その上には丸いパンのようなものと、白いカップに入ったデザートが置かれています。丸いパンのようなものには、茶色い粉がたっぷりと振りかけられており、皿の上にもその粉がこぼれています。白いカップの中のデザートは、表面が滑らかな白いクリーム状のものです。この皿にも銀色のスプーンが添えられています。  画像右下には、緑色のボトルが描かれた紙のようなものが一部写っており、ボトルには「SAIZ」という文字が読み取れます。  テーブルの表面は、ベージュ色で、細かい斑点模様があります。

  • グラッパ 300円
  • シナモンフォッカチオとミルクジェラートのセット 450円
  • チェリーソースのティラミス 500円

サイゼにきたら、絶対やる、最後の楽しみ。

甘いデザートを食べながら、グラッパで決める。

40度と強いアルコール度数で、飲むと舌がぴりぴりして鼻がつんとして、鼻腔からブドウの風味が駆け抜ける。

甘いデザートの後にグラッパを飲むと、甘さをリセットしてくれる。単体だと飲みにくいグラッパ、デザートと合わせると脳がバグる😂

チェダーソースのティラミス。ここ最近の新作かな、今まで食べたことがなかったのでチャレンジしてみた。

甘酸っぱいソースとほろ苦いスポンジとチーズのコクの3重奏。これ、おしゃれカフェとかホテルラウンジで出てくるような、上品な味わい。グラッパが進んだ。

異次元コスパ

これだけ食べてお会計3600円なんだよね!サイゼじゃなかったら軽く倍はするし、なんなら格式高いとこなら1万円近くしそう笑

本当は、もっといろいろ食べてペアリング探求しようと思ってたんだけど、お腹がいっぱいで。また次回にしよう。

お酒代は700円!ワイン500ml、グラッパ30ml。ほかの飲食店だったら、ビール1杯700円とかだから、サイゼの飲み物代は価格崩壊してる。

一人サイゼの楽しみ方

自分のペースで、好きなものを好きなだけ飲み食いできる。アレンジしほうだい。

なんだかんだいって、ランチタイムに突入するまでゆっくりしていた。人が増え始めてきたか。

ああ、最高のGW初日だ。

お腹がある程度満たされ、赤にチェンジしたころには、もう気分は最高潮。

ラフなかっこうで、AirPodsをぶっさして、Youtubeで音楽を流す。

アニメのBGMのミックスリストを再生しながら、ガーリックフォッカチオとミラノ風ドリアをつつく。ああ、幸せだ。

FAIRY TAILのメインテーマ。壮大なBGMが流れれば、こころはサイゼの店内からファンタジーな街並みにトリップ。ほうれんそうとベーコンの旨味をガーリックフォッカチオで増強しつつ赤で流し込みつつ、脳内快楽物質を際限なく生み出す。周りの喧騒から離脱し、誰にも邪魔されないマイワールドへ!楽しすぎる!

これこそ一人サイゼの楽しみだ!コスパよすぎて、経済的罪悪感を気にせず、最高の旅路へといざなってくれるんだ。

続いて、NARUTOのSadness and Sorrow。名曲だ。

しっとりした気分にひたりながら、日々の自分の頑張りをねぎらう。ああ、どうか、自分をほめてあげてくれ。

苦しい時も悲しい時も、自分の存在意義を見失うこともある。でも、人は、誰だって、誰かに影響を与えているんだから。今この瞬間、自分は誰かに影響を与えている。それだけで、生きてるだけでえらいよ!

などと、気分が盛り上がっている今は、最高にポジティブだ笑い

続いて、ログ・ホライズンの「立ち上がる勇気」。これも名曲。

背中を押してくれるリズムとともに、最高に生きる活力がわいてくる。シナモンフォッカチオを法張りながら、人生も甘いものだ、なんて考える。今の自分ならなんでもできそうな気がしてくる笑

最後に、「英雄願望」。これはアニメBGMの中で、一番好きかもしれない。

疾走感とカタルシス。どんな困難にも毅然と立ち向かう覚悟。泥をすすってもみっともなくても、どんなに無謀に見えても。あきらめずに立ち向かう勇気。

あきらめることをあきらめる覚悟。そういうからだの奥を震わせるリズム。何言ってんだろう…🥺

ワイン500mlに加え、デザートフルコンボからのグラッパをちびちびしながら。心は最高潮の気分!

サイゼの一人飲みは無限の楽しみ

ワインと料理のペアリングを探求したり、アレンジを探求したり。ボトルワインを試してみたり。

無限の楽しみがあり、一人で飲んで飽きることのない楽しみ。

ああ、またサイゼ生きたい。

処方箋:香水のように心はなやぐワイン

バスティード ランデブー ブラン
Bastide Rendez-Vous Blanc

この画像は、ワインボトルのラベル部分を捉えたものです。  ラベルには「IGP Méditerranée」と書かれており、その下に「Indication Géographique Protégée」とフランス語で地理的表示保護の記載があります。さらに「2024」という数字が大きく表示されています。その下には、ワインの味わいに関する説明が日本語で書かれており、「果実感たっぷりのワインが魅力の南ローヌで造られた白ワイン。ジューシーな白桃やカリンの香りにフレッシュなハーブがアクセントを添えているバランスの取れた味わい。」と記されています。  次に、輸入者と引取先に関する情報があり、「輸入者及び引取先:株式会社フィラディス 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-3 横浜コネクトスクエア11F」と記載されています。その下には「原産国:フランス/内容量:750ml」とあり、右側には「果実酒」という文字が見えます。さらに「アルコール分:裏ラベルに記載 酸化防止剤(亜硫酸塩)含有」と続き、その下には「飲酒は20歳になってから。」と「妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。」という注意書きが書かれています。  ラベルの左下には、有機認証マークと思われる「FR-BIO-01 Agriculture France」の文字とロゴが確認できます。右下には「MIS EN BOUTEILLE AU DOMAINE SCEA LA BASTIDE 84820 VISAN - FRANCE」というフランス語の記載があり、その隣にはQRコードが複数配置されています。ボトルの色は鮮やかな黄色で、中身のワインの色を反映しているようです。ボトルの表面には結露のような水滴がついており、冷えている様子がうかがえます。

【シチュエーション:心をデキャンタージュする夜に】

人間関係に疲弊したので、ワインで回復します!

「独りでワインを飲む。この時間こそが、今の私にとって最大の癒しであり、唯一の救いではないか」

そうなのです。ワインは生命の源w

いわば、今の自分は、激しく振られて澱(おり)が舞ってしまったワインと同じだ。

本来の自分の味わいなんて、今はもう分からない。

今の自分に必要なのは、静かに自分を落ち着かせるための「デキャンタージュ」の時間。

外の世界のノイズを遮断し、頑張っている自分を養生させるささやかな儀式。

グラスに満たされたワインだけが、今の私をジャッジせず、ただ優しく包み込んでくれる。

今は、この一口が美味しいということだけを、人生の正解にしよう。

などとたいそうな理由をつけて、ワインを探求する意味を持たせた。さて、お疲れ様!

テイスティング

  • 香りの強さ:5/5
  • 香りの要素:香水、メロン、バナナ、マスカット、百合
  • 酸味:3/5
  • 甘味:5/5
  • アルコール感:2/5
  • 余韻:バナナ、メロンの後味、フローラルな香り
  • ボディ:ミディアムフルボディ
  • テクスチャ:とろみ
  • フレーバー:メロン、バナナ、マスカット、ドロップ飴、百合

感想

ワインボトルが写っています。  ボトルは透明なガラス製で、中には黄金色の液体が満たされています。ボトルの下部には白いラベルが巻かれており、そのラベルには可愛らしいイラストが描かれています。イラストの中央には、秋の葉をつけた木が描かれており、その葉は黄色や緑色に彩られています。木の左側には、ワイングラスを持ったキツネが立っており、右側には同じくワイングラスを持ったハリネズミが座っています。ハリネズミの隣には「BIENVENUE!」と書かれた看板が立っています。これはフランス語で「ようこそ!」という意味です。イラスト全体からは、暖かく歓迎するような雰囲気が伝わってきます。

これ3か月前に飲んでいて、処方箋のようなワインって記録していた。だから今日チョイスした。

ああ、そうそう。こういう香りだった。やっぱりいい香りだな。

香水だ。香り爆弾。はなやか。

メロン、バナナ、マスカット、百合。

香りの強い果物と花。フルーツバスケット。

とても癒される。心が安楽。リフレッシュ。

俗世界から切り離されて、どこまでも広がる花畑の中にいるかのように落ち着く。

香りに集中することで、静かに、おだやかに、ゆっくりした時間が流れる。

そして、香水のように華やかで陽気な香りが、優しく包み込んで、明るく楽しい気持ちにさせてくれる。

3か月前に飲んだ時、処方箋として持っておきたいワインっていった。まさにそのとおり。このワインは即効性のある回復薬。

さて、飲んでみよう。

おいしい…。ジューシー。

ぎゅっと詰まったフルーツグミ、ドロップ飴。

メロン、バナナ、マスカットの風味が口いっぱいに広がる。

そして、甘くフローラルな香りが鼻を抜ける。

コクがあり、まったりとしたとろみ。甘さを引き締める酸もあって、飽きさせない。

ゆっくりと、一口一口味わって飲んでいく。単体で。

強いフレーバーなので、食事と合わせるというより単体で、内面と向き合いながらしっとり飲みたい。

ペアリング

1日目。

よく登場する定番メニュー。シーフードオムレツ。

失敗しなくておいしくて食べ応えあって、かなり気に入っているメニューなんだよね。

いつもは白だしだけど、今回は本田氏にしてみた。残っているキャベツもたっぷり入れて、ぐだくさんに。これだけで主役を張れる。しかも簡単で、包丁もいらない。

香水はなやぐワインと一緒に。いただきます!

幸せだ。卵3個も使って、キャベツとピーマンとシーフードミックスをたっぷり詰め込んだから。あつめの生地で。かぶりついて食べる。本田氏いけるね。ふわっと広がる優しい魚の風味。

二日目。

金曜日。仕事終わり。お疲れさまでした!さあ、飲もう!

今夜はフレンチトースト。ブラックサンダーにビールも買ってきてしまった。最高の晩酌にしようぜ!

卵液に食パンを浸して準備万端。

まずは、フレンチトーストではなく、フライパンで90秒ずつ両面焼いただけのシンプルなトースト。こんがり焼けてて食欲をそそる。ミニマリストのためオーブンがないけど、パンはフライパンで簡単に焼けるから問題ない。

さて、いざワインを…と思ったのだが、普通に最初は牛乳飲みたくなった笑った。なんて健康的な思考なんだ。お酒より牛乳が先。いいね!

何もつけていないけど、こんがり焼いたパンをそのまま食べる。小麦の素朴な甘みやトーストの香ばしさがダイレクトに感じられて、最高だ。牛乳も、たまにはいいよね。

食べながら、フレンチトーストを焼いていく。

弱火で蓋をしながら焼くのがポイント。バターは焦げるから、両面焼いて、最後に溶かし入れるのがポイント。ふわふわで焦げないフレンチトーストになる。

OK。ワインを解禁!

香水に包まれながら、バター薫トースト。脳がバグる。絶対おいしいやつだ。

今回はごま油敷いて焼いたからね。一口かじると、ふわふわの卵と、ごま油の香ばしい香りが。販促級☺

甘くて香ばしいフレンチトーストの残り香が消えないうちに、はなやぐワインを流し込んで、ゆっくりと飲む。

ビールはぐいぐい流し込むけど、ワインの飲み方はどうしても味わうようにゆっくりになる。口の中で滞留させて、鼻から抜ける風味を味わう。面倒くさい飲み方なんだけど、ワインのポテンシャルを最大限楽しむにはこういう飲み方がいいと思う。

この飲み方、癖になってしまって、ビールを飲むときも、コーラを飲むときも、つい香りを確かめてゆっくり飲むようになってしまって。ときどき言われる。すっごく味わって飲むんだね、ってw

評価

  • 総合評価:3.5
  • CP評価:4.0

バスティード ランデブー ブラン

評価基準

■総合評価:

  • 5(Outstanding / 最高):
    記憶に残る素晴らしいワイン。人に勧めたくなる。
  • 4(Very Good / 非常に良い):
    バランスが良く、また飲みたい。特別な日に適している。
  • 3(Good / 良い):
    堅実で信頼できる。無難で、日常的に楽しめる。
  • 2(Fair / 普通):
    飲めるが積極的には選ばない。物足りなさや違和感があることも。
  • 1(Poor / 悪い):
    問題がある。推奨できない。同じ価格なら別を選ぶ。

■コスパ評価:

  • 5(Exceptional Value / 超絶価値):
    価格に対して素晴らしくクオリティがたかい。見つけたら即買いレベル。
  • 4(Great Value / 価格以上の価値):
    価格以上の価値。コスパが良いと自信を持って言える。
  • 3(Fair Value / 価格相応):
    価格相応。可もなく不可もなく。
  • 2(Below Average / 価格より低い価値):
    価格より低い価値。もう少し安ければ納得できる。
  • 1(Poor Value / 高すぎる):
    価格に見合わない。明らかに割高。