アルダリン レディーM
Aaldering Estate Lady M
- ヴィンテージ:2022
- 生産者:アルダリン
- 生産地:南アフリカ>ステレンボッシュ
- タイプ:赤(初日ははなやか&赤ベリー系、二日目は濃厚&パワフル系)
- 品種:ピノタージュ
- 度数:14%
- インポーター:都光
- 購入店:銘醸ワイン専門のCAVE de L NAOTAKA!
- 参考価格:4950円
- 購入価格:2475円
- 購入セット:アルダリン6本+2本セット
今回飲むワイン
アルダリン8本セットに同梱されていた1本。
今週は、セットに同梱されていた3本のピノタージュを飲み比べていく。
- レディーM:樽熟成していないピノタージュ
- ピノタージュ:樽熟成したピノタージュ
- ピノタージュ・ブラン:白のブラン・ド・ノワール
まずはレディーMから。
ピノタージュは、南アフリカを代表する黒ブドウ品種で、1925年にピノ・ノワールとサンソー(エルミタージュ)の交配によって誕生。
黒系果実(ブラックベリー、プラム)、赤系果実(ラズベリー、チェリー)に加え、スモーキーなニュアンスや、チョコレート、コーヒー、タバコのような熟成香が感じられる。
豊富な酸味と濃厚な果実味、しっかりとしたタンニンを持つ。
軽快でフレッシュなスタイルから、樽熟成を経て重厚でスパイシーなものまで幅広いタイプが造られる。
味わいマップ
1日目
華やか&赤ベリー系
| 軽快 | 芳醇 | 力強い | 重厚&渋み | |
|---|---|---|---|---|
| フルーティ&甘み | 🍷🍷🍷 | |||
| フルーティー | ||||
| ややフルーティー | ||||
| ドライ |
二日目
濃厚&パワフル系
| 軽快 | 芳醇 | 力強い | 重厚&渋み | |
|---|---|---|---|---|
| フルーティ&甘み | 🍷🍷🍷 | |||
| フルーティー | ||||
| ややフルーティー | ||||
| ドライ |
感想
赤系・黒系両方混在した香りで、果実味豊かなぴちぴち系。
スワリングするとミントの清涼感も加わる。
味のほうは、まるで梅カシスゼリー。このワインの特徴は酸味が豊富なことと、圧倒的な濃縮度の果実味。
酸の強い濃厚タイプ。舌がきゅっとすぼまる酸っぱいワインで、そこに梅の果肉たっぷりの果実味。梅の後にカシスやラズベリーのニュアンスがぐっと押し寄せてくる。
タンニンの渋みは控えめで、芳醇でなめらかな舌ざわり。
濃くて度数も14%と高めだけれど、アルコール感は感じず、するりとしたテクスチャ。
二日目に本領発揮。香りはラズベリーのような赤い果実系がふわあっと。味わいはさらに濃く重くなり、酸味より果実味がの主張が強く押し寄せてくる感じ。
正直1日目はこれで5000円はないなって思ってたんだけど、二日目は高級ワインしかとしたバランスやグラデーションが出てきた。初日は酸の印象が強かったけど、二日目は酸がまろやかになったことでほかの要素が花開いてきた感じか。
余韻にびりびりするスパイシーな要素、続いてすっとミントで引き締め、濃いわりには後味はすっきりさわやか。味わいのグラデーションを楽しめる。
そして、二日目の後半になってくると、第3段階に。適度に参加が進んだことによりさらに表情が変化。
香りはスナック菓子やイチゴミルクのように、甘く香ばしく。これ樽熟成していないんだよな。ステンレスタンク熟成でこの香り出せるのすごい。食欲を増進するいかにもおいしそうな香り。
味わいにも香ばしさが表れ、甘くてリッチな焼き菓子のよう。初日、二日目前半とまるで印象が違ってびっくり。
時間経過とともにがらりと表情を変えるワイン。なるほどね、さすが高級ワイン。これは時間かけてゆっくり飲まないともったいない。
味噌焼き、味噌煮、照り焼きなどの甘辛い味付けの料理、または更新料を使ったスパイシーな料理と合わせたい。
ホルモンの味噌焼きと完璧に調和。二日目のカレーもよかった。
評価
- 点数:70点
- 香り:6
- 味わい:8
- 余韻:8
- テンション:7
- 複雑さ:8
- ストーリー性:6
- CP評価:Cランク(参考価格:4950円)
- S (Sublime): 極上で感動的
- A (Amazing): 驚くほど素晴らしい
- B (Better): 期待を上回る良ワイン
- C (Consistent): 定価相応でニュートラル
- D (Disappointing): コストパフォーマンスが悪く期待外れ
- E (Degraded): 劣化ワイン