心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

コノスル 赤ワイン飲み比べ レゼルバ シラー

残すところシラーとカルメネールのみ。今回haレゼルバのシラー。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 コノスル シラー レゼルバ・エスペシャル ヴァレー コレクション
Cono Sur Syrah Reserva Especial Valley Collection
飲んだ日 2023/11/26
参考価格 \1393
購入価格 \1080
購入元 リカーBOSS 楽天市場店
品種 シラー 100%
タイプ
度数 14%
インポーター 株式会社スマイル
生産者 コノスル
生産地 チリ>リマリ・ヴァレー
製法 手摘みで収穫。
100%樽、内25%は大樽(フードル)にて12ヶ月熟成。ステンレスタンクスチールタンクにて1ヶ月熟成。

感想

香りはビシクレタと変わらないが、レゼルバのほうが寄り香りが強い。やはりシラーの香り面白いね。

トウモロコシの焼き菓子みたいな食欲を刺激するスパイシーな香りと、ややフルーティーな果実の香り。

一口飲むと、香りに反してやや力強い。 樽の風味がプラスされたことにより、より重厚な口当たりになった。 レゼルバの赤は共通して樽熟成になるため、辛口で重くなるんだね。

タンニンはメルロー以上カベルネ以下といったところ。舌ざわりが滑らかになり、ビシクレタより後味がきれい。

そして、レゼルバ シラーの味の特徴は、余韻に感じるスパイスの風味。 舌に残るスパイス感。少ししょっぱい感じもする。塩コショウみたいな。

これはシンプルに塩コショウして焼いた肉ととても合いそうだなぁ。 肉以外にもエスニックやスパイスカレーとも合わせられるのではないかと。

後、余韻にチョコレートみたいなほのかな苦みも感じられる。余韻がすごくしっかりと残るワインだ。

シラーはビシクレタとレゼルバでけっこう違う。 レゼルバのほうがなめらかでスパイシー。 どちらが好きかは好みによって変わるだろうが、自分はレゼルバけっこう良いと思った。 後味のスパイス感がくせになる。

インポーターの株式会社スマイルによると次のように紹介されている。

香りについて
ブラックチェリー、チョコレートやモカのようなスパイシーで甘いノートを持つベリーフルーツ、ほのかにスミレの花のような香り。

味わいについて
コーヒーやチョコレートのような味わいによってリッチさを増したブラックフルーツ。きめの細かい味わい。

トウモロコシみたいなスナックの香りについては言及ナシ。スミレという表現になってる。ややフルーティーな香りのことをスミレっていっている?

評価

Bランク

レゼルバのシラーはおいしい。いろいろな要素が重なってて面白い。

カベルネはパワフルタイプ、メルローはソフトなタイプ、シラーはその両方を兼ね備えたタイプ。 パワフルでありながらフルーツのような上品さも持ち合わせて澱、さらにシラーは特有のスパイス間が特徴的。

  • S:最高級な幸せ
  • A:とても満足
  • B:満足
  • C:やや満足
  • D:可もなく不可もなく
  • E:好みじゃない
  • F:劣化ワイン