心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

俺のフレンチのドリンクメニューがよかった

俺のフレンチ東京にいってきたのでその経験をメモ。主に飲んだワインについて。

俺のフレンチのアピールポイント

俺のフレンチはリーズナブルにフランス料理を楽しめる。特に牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニは外せない。

ロッシーニは通常サイズ3200円とそれなりに高いのだが、それ以外の料理はどれもお手頃でコストパフォーマンスは高い。家族ずれもたくさん来店していた。

そして、なんといっても俺のフレンチの良いところは、ドリンクメニュー。

「原価出し!!俺のシャンパン 〜なみなみシャンパーニュ〜」は150mlで1500円。 飲食店でシャンパーニュをこの値段でこれだけの容量飲めるのはうれしい。

そしてとくに個人的にうれしいのは、食後酒のラインナップ。 ソーテルヌ、コニャック、カルヴァドス、ポートワイン、マール・ド・ブルゴーニュまで! ドリンク大が跳ね上がるけどいろいろ試したくなってしまう!

飲んだドリンク

実際に飲んだドリンクをメモ。

原価出し!!俺のシャンパン 〜なみなみシャンパーニュ〜 1518円

ほんとになみなみだった。グラスの淵からあふれ出る勢い。グラスを持ち上げられない。

適度にイースト香があり、ガス圧強めでおいしいシャンパーニュでございました。カジュアルタイプの親しみやすいシャンパーニュ。 気を張らずごくごく飲めるタイプ。

イースト香がするので、バケットとの相性は抜群。さくさくで柔らかいパンを法張りながらシャンパーニュを味わった。

【白】南フランスの“白”/シャルドネ 858円

これは上品なワイン。はじめてお花のニュアンスを感じた。フローラルで繊細な香り。

白い花とかお花畑にいるようなとか。そういう表現ってしばしば聞いてたけど、本当に花っぽい風味のするワインってあったんだ。 またひとつ新しいタイプのワインに出会えた。

このワインは、スズキのポワレとペアリング。 たんぱくなスズキと酸味のあるトマトソースがとてもおいしかった。

【赤】俺の“赤”/カベルネメルロー(フランス) 858円

おそらくボルドーでしょうね。王道のワイン。一口飲んでああこれねと。安心感がある。

メインの牛フィレ肉のロッシーニとペアリング。 王道のペアリング。 やっぱり肉料理と合わせると格段に赤ワインはおいしくなる。

そしていつ食べてもフォアグラはおいしい。3大珍味の中でぶっちぎりでおいしい。

【赤】オーストラリアの“赤”/シラーズ(オーストラリア) 858円

ここらへんでかなり酔ったのであまり覚えていない。 が、シラーズはやはり香りが強いなぁ・・・って思った記憶がある。

カモ肉と長ネギのアヒージョとペアリング。 カモ肉、まるでケンタッキーみたいだなって思った。あっさりしててたんぱく。白ワインと会いそうだなと思ったのだった。

コニャック、カルヴァドス

最後にブランデー。前々から気になっていたブランデー。 フルボトルだとけっこうなお値段がするので店で少量飲み比べできるのはうれしい。

さて、香りの比較だが、どちらもつんと鼻を刺激する。蒸留酒だからね、度数は40度以上。 香りもワインよりは強烈になってくる。

カルヴァドスのほうがコニャックより柔らかい香りだった。 しかしどちらも原料のリンゴやブドウのニュアンスはまったくなし。 上流すると原料の風味おとんど消し飛んでしまうんだなぁ。

味のほうは…違いが判らないorz どちらも強烈に濃くて飲みにくくて。 ブランデーってこんな感じなんだ。 アルコールを飲んでるって感じ。 おいしいとは思わない…

ということで自分はブランデー苦手みたい。もしかしたら蒸留酒全般だめかも。

これも経験。ブランデーがなんたるかをしれたのでよかった。

総括

  • 俺のフレンチはリーズナブルにフレンチが食べられる
  • ドリンクメニューが秀逸
  • 次いったらポートワインとマール・ド・ブルゴーニュを飲みたい