心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

コノスル 赤ワイン飲み比べ ビシクレタ シラー

コノスル飲み比べも終盤戦。残るはシラーとカルメネール。 今回はシラーを飲み比べていく。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 コノスル ビシクレタ シラー
Cono Sur Syrah Bicicleta Reserva
飲んだ日 2023/11/25
参考価格 \891
購入価格 \759
購入元 カクヤス
品種 シラー100%
タイプ
度数 13%
インポーター 株式会社スマイル
生産者 コノスル
生産地 チリ>セントラル・ヴァレー
製法 ステンレススチールタンクで9ヶ月熟成。

感想

おお、メルローのレゼルバやカベルネのレゼルバで感じたスナック菓子みたいな香り。ビシクレタでこの香りなんだ。より強い香りかも。はっきりとスナック菓子の香りが立ち上る。おいしそう。

トウモロコシを上げたスナック菓子みたいな。少し甘くて、やや香ばしい香り。食欲を刺激する香り。

果実の香りも。ただ、カベルネメルローよりもフルーティーな印象を受ける。 はなやか系。黒系果実なのか?もしかして赤系果実かもしれない。

シラー、香りがとても良い。楽しめる。 チャーミング系の香りにスパイシーな香りがアクセントを加えている。

一口飲むと、おや? 香りがフルーティーよりだったので味もソフトなのかなと思ったけど、いがいとパワフルだった。 香りとのギャップ。 渋みはメルロー以上、カベルネ以下といったところ。

タンニンの渋みはメルローよりあるため、飲みごたえがある。 しかしカベルネほどとがってはいない。個人的にはこれくらいがちょうどよい。カベルネはパワフルすぎて飽きてしまう。

最初の口当たりはソフト。チャーミングな香りが鼻に抜けるため、やや甘いとも思うほど。

と思っていたらその後にパワフルなタンニンが。タンニンの渋みが広がるので、飲みごたえがある。ギャップを感じるワイン。

評価

Cランク

赤ワインはなかなかBランクに到達しない。~1500円の価格帯であれば、白ワインのほうが満足感がたかい傾向にあるな。

  • S:最高級な幸せ
  • A:とても満足
  • B:満足
  • C:やや満足
  • D:可もなく不可もなく
  • E:好みじゃない
  • F:劣化ワイン