心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

イタリアのジュースっぽい赤

イタリアのワインいいかもなって最近思い始めた。プロセッコとか、アスティとか。今日はイタリアの赤。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 パルヴァ・レス・ネロ・ダーヴォラ 2021
PARVA RES NERO D’AVOLA
飲んだ日 2024/4/24
参考価格 \1650
購入価格 \1000(エノテカ売れ筋No.1!厳選バラエティー10本セット
購入元 エノテカ
品種 ネロ・ダヴォラ 100%
タイプ
分類 軽やかチャーミング系
インポーター エノテカ株式会社
生産者 カルーソ・エ・ミニーニ
生産地 イタリア>シチリア

感想

ラズベリーやブルーベリーの香り。はじけるフルーティー

味もフルーティー。これはだけどしっかりと渋みも感じられる。ただ、しぶみはあるんだけおかなり丸みがあって、舌に残るようなしりしり感がほとんどない。

ミディアムボディだろうけど、タンニンが柔らかくて熟した果実のようにスムース。

甘くて渋いタイプなんだけど、フルーツのように甘味があるので、渋みが中和されてかなり飲みやすい。

陽気で親しみやすい。イタリアの雰囲気をそのままうつした鏡のようなワイン。温暖地域らしさがある。

アフターが特徴的で、まるで乳製品。クリームチーズそ溶かしたような香りと甘味が残る。ヨーグルトっぽくもある。

さらに、スモーキーなニュアンスもあって。ただ甘いだけじゃない。

ペアリング

1日目、鶏肉のスペアリブと根菜の塩焼き。軽めのワインなので、味付けもシンプルに。

二日目、スペアリブと根菜とジャガイモの赤ワイン煮込み。箱ワインの消費もかねて、箱赤を100mL使用。赤ワインは煮込むだけで絶品のソースになる。失敗しようのない約束された煮込み料理に。

三日目は、大きな仕事が一区切りついたので、ご褒で半年ぶりのシャンパンを飲んだので、1日お休み。

4日目は、ナスのナポリタン。濃い味付けなので、赤ワインとはよく合う。たぶんフルボディの赤にもある程度対抗できる。今回のワインは軽めなので、ナポリタンのほうが勝ってしまって、ワインはサブポジションに。

そして、4日目ともなると。なんだろう。3日目にシャンパンという次元の違う圧倒的なおいしさを経験してしまったからなのか、それとも抜栓後4日たったからなのか、あまりおいしいと感じられない。いや、美味しくないわけじゃないんだけど、1日目と比べると、そこまで心が震えないというか。酸味が強くなって飲みにくくなっている気がするし。

シャンパン圧倒的においしいけど、その後の庶民ワインライフに支障をきたすという意味で恐ろしい子かもしれない。

評価

典型的なザ赤ワインより、華やか系が好み。悪く言うならジュースっぽい。ジュースっぽいんだけどそれがいいんだ個人的には。

  • 絶対評価:2/10
  • 相対評価:Bランク
    • S:超コスパワイン!
    • A:定価以上の満足感
    • B:定価相応のクオリティ
    • C:少し割高
    • D:かなり割高、コスパ悪すぎ
    • E:好みじゃない
    • F:劣化ワイン


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