心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

コノスル スパークリング ロゼ

カクヤスさんはビシクレタシリーズはもれなく取り揃えているけど、それ以外のシリーズは置いていないんだよね。 カベルネのレゼルバが唯一あるくらい。

Amazonブラックフライデーセールで安くなっていたので、コノスルの泡2本(ブリュットとロゼ)を購入。 通常時は1500円とかなり高めの価格設定。 Amazon、コノスルに関してはけっこう高めで、セール時にようやく他のECと勝負できる価格になるって感じ。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 コノスル スパークリング ロゼ
Cono Sur Sparkling Wine Rose
飲んだ日 2023/12/5
参考価格 \1200
購入元 Amazon
品種 ピノ・ノワール 100%
タイプ
度数 12.5%
インポーター 株式会社スマイル
生産者 コノスル
生産地 チリ>ビオビオ・ヴァレー
製法 シャルマ方式。50%を全房仕込、50%を除梗。除梗したものについては、3〜4時間スキンコンタクトを行う。
華やかなアロマを引き出すために13℃の低温で一次発酵を行い、その後、定圧タンクで約1ヶ月の二次発酵を行った後、そのまま4ヶ月程度、滓と一緒に寝かせ、味に複雑さと深みを持たせる。

感想

グラスに注ぐとかなり上のほうまで立ち上ってあえなくあふれるところだった。これが泡のだいご味。

香り高い。グラスからあふれ出る芳香。 氷砂糖菓子のような。 ケーキの上に載っている氷砂糖のオブジェを連想する。

味のほうは、けっこう酸度がたかい。ピノ由来の酸味はしっかりとある。 それに加えて、香りのイメージ通り、甘いニュアンスもある。 けっこう甘い。

余韻はほのかな苦みが広がる。 この苦みがアクセントになっていてよい。

これサンテロ ピノシャルドネ スプマンテに似ていると個人的には思った。 ピノシャルドネ スプマンテはかなり甘さに振り切っていた。 コノスルのロゼスパークリングは、酸味が主体で、甘さを控えめにしつつ、余韻に苦みがあることで引き締まっている。

どちらもカジュアルなワイン。ごくごく飲める。 甘いので食事とは合わせにくいか。単体で十分楽しめる。

評価

Cランク

最初の印象はよかったんだけど、飲み進めていくうちに単調だなと思って。下手に甘いワインは飽きてきちゃうのかも。 思えばフレシネ セミセコ ロゼもそうだった。

  • S:最高級な幸せ
  • A:とても満足
  • B:満足
  • C:やや満足
  • D:可もなく不可もなく
  • E:好みじゃない
  • F:劣化ワイン