心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

コノスル スパークリング ブリュット

7月のプライムデーのときにも飲んでいる。

今回はロゼと飲み比べたかったので再び。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 オノスル スパークリング ブリュット
Cono Sur Sparkling Wine Brut
飲んだ日 2023/12/8
参考価格 \1300
購入元 Amazon
品種 シャルドネ 95%
ピノ・ノワール 5 %
タイプ
度数 12.5%
インポーター 株式会社スマイル
生産者 コノスル
生産地 チリ>ビオビオ・ヴァレー

シャルマ方式。ピノノワールのみ除梗し、白ワインとして醸造シャルドネは30%をフレンチオークの新樽で樽発酵する。一次発酵終了後、定圧タンクで約1ヶ月の二次発酵を行った後、そのまま数ヶ月、滓と一緒に寝かせ、味に複雑さと深みを持たせる。

感想

第1印象、クリームパンみたいな香り。コルクに染み付いた香りがね。

グラスについだ直後はまるで香りの爆弾のようだ。 鼻にすっとしみ込んでくるようなかんきつの果汁と、少し苦みのニュアンス。植物っぽい青らしさも。 泡がはじけるとともに香りも散っていくような。

味の主体は際立った酸。そこにジャムのような骨格のある果実間が重なっている。 口当たりはどちらかというと重め。ジャムのような、蜜のようなテクスチャが広がる。 酵母っぽいコクもある。

小ぶりなグラスだと酸の主張が際立つ。大き目のグラスだと香りが際立ち、酸味は若干柔らかくなる。

舌の上で転がすと、泡の感触が楽しめる。 舌ざわりがはっきりあるので飲みごたえがある。

余韻はフレッシュな酸と若干の苦み。

評価

Aランク

ロゼは少し物足りなかったが、ブリュットはよくできていると思う。 主張が強く、わかりやすいワイン。 コストパフォーマンスがたかいと思う。

  • S:最高級な幸せ
  • A:とても満足
  • B:満足
  • C:やや満足
  • D:可もなく不可もなく
  • E:好みじゃない
  • F:劣化ワイン