天使のアスティなど日本でもよく飲まれているコスパワインを数多く輩出しているサンテロ社。
はじめてサンテロのワインをテイスティングしていく。このワインは神のしずくに登場したほか、さくらアワードでも入賞しているらしい。
ワイン情報
項目 | 説明 |
---|---|
ワイン名 | サンテロ ピノシャルドネ スプマンテ |
Pinot Chardonnay Spumante | |
飲んだ日 | 2023/9/18 |
参考価格 | \1540 |
購入価格 | \989 |
購入元 | カクヤス |
品種 | ピノ・ビアンコ 50% 、 シャルドネ 50% |
タイプ | 泡 |
度数 | 11.5% |
インポーター | モトックス |
生産者 | サンテロ |
生産地 | イタリア>ピエモンテ |
製法 | シャルマ方式、ステンレスタンク |
ピノ・ビアンコとはピノ・ブランのシノニム(イタリアでの呼び名)。。ピノ・グリの突然変異種。
テイスティング
香りはとにかくフレッシュ! アプリコット系の生き生きとしていてみずみずしい香り。 少し鼻を近づけるだけですっとはいってくる。
味はとにかく飲みやすい。イメージとぜんぜん違った。ジュースみたいだ。
甘い。フレッシュな果実の甘味が広がる。ごくごくいけてしまう。
辛口と書いてあったけど、どこが?甘口ですね。甘い。
vinicaの点数は2.86。まあそんなところだよね。口コミ見ると、よかった、甘いっていうコメントがちらほら。だよね、甘いよね。
炭酸は弱めで、微発泡という感じ。炭酸がなかったら、甘くて飲み疲れそうなところ、少ししゅわしゅわすることで飲みやすくなっている感じかな。
厚い夏にっぴったりだ。するするいける。まあでも、甘いから喉は乾きそうだけど。
リーデルのオヴァチュア白ワイングラスで香りを小さく閉じ込めて楽しんでいた。 が、香りが強い泡なので、もしかしてリーデルのオヴァチュア赤ワイングラスのほうが香りをとれるのでは?と思い実験。
にらんだ通り、赤ワイングラスのほうが香りをより感じられる。鼻に突き刺さるほどの甘い果実だ。なんだか最近赤ワイングラスの出番が多いな。おばちゅあの白ワイングラスは小さすぎるのかもしれない。赤ワイングラスに1本化してもよいかも、ミニマリスト的にはそのほうが嬉しい。
さて、このワインのデメリットを上げるなら、やはり甘いところ、想像以上に。舌に甘さが残るのでお腹いっぱいになる。
もうひとつのデメリットは、少しアルコール感を感じるところ。ごくごくって飲んだ余韻に、若干アルコール匂が残る。氷結などの酎ハイのアルコール感が若干。
とはいえ、総合的に見て、気軽に楽しむワインとして完成度が高いと思う。万人受けするワイン。 複数人でわいわい飲むのに適したワイン。度数も11.5%と低めだしね。 なお自分は昼間から一人でごくごくしている。
評価
Bランク
個人的デメリットがはっきりしているが、それ以上にインパクトが強く、わかりやすいおいしさのためこの評価。
万人受けするワインだね。癖がなくシンプル。
1000円以下で購入したので満足。定価は1540円らしいけど、定価だともう少し泡の緻密性とか味のパンチを求めたいところ。(1500円前後でコノスルの泡はかなりよかったので)
この価格帯の500円の差は大きいね。1000円以下で購入できたからとても満足感高かった。
- S:最高級な幸せ
- A:とても満足
- B:満足
- C:やや満足
- D:可もなく不可もなく
- E:好みじゃない
- F:劣化ワイン
余談
だんだんワインに1000円出すのになんの躊躇もなくなってきた。1000円は普通うでしょって感覚。酎ハイの110円とかの世界観と比べると10倍くらいするのだが慣れた。
なれって恐ろしい。人間の欲は無限大で、慣れればさらに求め、飽きたらさらに求める。欲深い生き物なのだ。
自分、ミニマリストを目指しているけど、ワインの出費はこれからも膨らみそうだ。 でもいいんだ。何も考えずただ酔うために飲んでいた酎ハイと違って、ワインは1本1本真剣に味わっている。
ワインは情報空間を楽しむ飲み物。飲むだけじゃなく、歴史や生産者を学んで情景に思いをはせながら楽しむ、無限に楽しめる飲み物。
そう考えた時、酎ハイより値段はたしかに上がるが、それ以上にエンターテインメントとして十分楽しめている。これが私の趣味だ。
あと言い訳をするなら、ワイン以外、私はお金がかかる趣味はない。お菓子食べない、外食しない、物も買わない(ワインアイテム以外は)。だからワインに多少お金がかかっても大丈夫だ!
ミニマリストは不要な物を取り除き、自分にとって価値のあるものを見極め、そこに投資していく生き方。価値のあることはワインなんだ。私にとってワインは人生そのものだ!
とかいいながら2000円以上するワインにはほぼ手を付けられないんだよなぁ。庶民なので。これからも安ワインを開拓していきたい。
と今はいってるけど、「これもワインの世界をより知るためだ」などと理由つけて2000円、3000円ワインの世界を開拓していくかもね。あははは