心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

真夏のロゼワイン コノスル ビシクレタ ピノ・ノワール・ロゼ

ここ1か月近く、ワインではなくビールを飲んでいた。

真夏はビールが最高においしいw

久しぶりにワインを飲んだので記録しておく。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 コノスル ビシクレタ ピノ・ノワール・ロゼ
Cono Sur Bicicleta Pinot Noir Rosé
飲んだ日 2023/8/11
価格 \891
品種 ピノ・ノワール100%
タイプ ロゼ
度数 13%
生産者 コノスル
生産地 チリ > ビオビオ・ヴァレー
製法 ステンレスタンクで6か月

テイスティング

香り

赤系果実のフレッシュで軽やかな香り。

はなやか、かぐわしい。

ワインは、「温度」と「酸化」によって香りが変化する。

抜栓直後は香りが閉じているので、しばらく時間をおいて空空気に触れさせると、そのワインの香りを楽しめる。

ピノ・ノワール・ロゼの場合、抜栓直後はハーブのような独特な苦みのニュアンスがあって、ソーヴィニヨン・ブランを想起する香りだった。

5分もたつと、最初に感じた香りとはまるでちがって、赤系果実のアロマがかろやかに香るはなやか系にホームチェンジした。

ワイン本来の香りを楽しむなら少しだけおいてあげたほうがよさそう。

舌の根本が締め付けられるような生き生きとした酸味を感じる。

果実間は控えめで、やや辛口。

全体的に酸の主張が強く、しばらくすると飲み飽きてくる。

香りの華やかさと比べると味はきんきんした感じ。

これはこれで真夏にはぴったりでおいしい。しっかり冷えた状態で飲むのがよさそう。

ただ、二日目は正直とてもおいしくなかった。完全に果実間が損なわれ、ボリュームのないすっぱいだけの液体になっていた。

二日目はおいしくなかったので、コーラと1対1で割って白ワインカクテルにして飲んだ。

感想

5月13日に同じワインを飲んでいるのだが、その時と印象がだいぶ違う。

当時は穏やかな酸と表現していた。シルキーでジューシーとも。

今回の感想は、酸が強く飲み飽きるワイン。

前回ほどおいしいとは感じられなかった。

評価

C

香りはとても良い。味はもう少し果実感があればなというところ。

二日円に関してはE。

  • S:最高級な幸せ
  • A:すごくおいしい
  • B:おいしい
  • C:お、いいね
  • D:可もなく不可もなく
  • E:ううん、おいしくない
  • F:二度と飲みたくない