本絞り酎ハイみたくカジュアルな泡 - 心を豊かにするワインの世界

タカムラさんの在庫一掃セールセットの中から最後の泡。

今回の泡はユニ・ブラン（トレッビアーノ）とアイレンのブレンド。ブレンド比率は違うが、2週間前に飲んだポールビュールブリュットブランドブラン NVと同じ品種構成。似通った味になるのか、また違った味になるのか、興味をそそられる。

それにしても、この在庫一掃セット、663円と格安ながら1000円~1400円くらいのデイリーワインが飲めて幸せだった。ありがとうタカムラさん。

ワイン情報

フレッシュであか抜けた印象。安泡の注ぎたてはだいたい皆同じ香りがする。典型的なフルーツタイプ。

飲んでみると、味が濃い。甘くて酸っぱい。ジューシーな赤ベリー系。

するする飲めるが、舌に残るような思い味。甘味と酸味のつまみをMAXにしたような。

ばちばち系の泡。泡はの粒が大きく炭酸の刺激をよく感じられる。わかりやすい。

あと、ちょっとアルコール感を感じるかな。アルコールが浮いて感じられるので、ちゃんと冷やして飲みたい。

最近あついので泡の比率がたかく。安泡だと、どれも似通ってくるね。ああはいはいこれね。なじみのある安心感を感じる一方、毎回違う体験をしたいので、ちょっとがっかり、みたいな。

安泡はかろやか甘口系かじゅーし赤ベリーかすっきりフルーティー系か。だいたいこのどれか。価格が上がってくると、芳醇になったり香ばしくなったりする。

これ定価1500円。典型的なわかりやすいタイプ。1500円なら、もっとおいしい泡あるんだよなあって考えてしまう。

品種が同じユニブランとアイレンを使った泡で、この間飲んだ1000円以下の泡、そっちのほうが数段おいしい。この間ほうが上品な仕上がり。

今回のワイン、ジュースっぽいので、本絞りのような果実系酎ハイ飲んでるような感覚。本絞りなら2本700mlで300円ということを思うと、価格差5倍出して飲むかと言われると…って考えてしまう。ワインはたかい飲み物。いや、大手メーカーの酎ハイ・ビールが製造量を生かして格安だというべきか。

泡は万能選手って思ってたけど、無難止まりでこれだ！っていう組み合わせにはたどり着けない。

少し酸味が主張していたので、餅のはちみつ醤油焼きと。突出した酸味が和らいで親しみやすくなる。

一人で1本わ途中で飽きたので、二日目に朝スパ。朝に飲むと、五臓六腑にじゅわっと染み渡ってワインの香り・味を最大限感じられる。

在庫一掃セット、期間限定だと思うけどなんだかんだいって半年近くずっとある。最近は20%オフになっててさらに鬼がかったコスパ。きっとラインナップも多少入れ替わっているはず。また買っても楽しめるかもしれないな。