心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

はじめてのボルドーワイン

よく見ている、ワイン初心者ゆっくり開設さんで紹介されていたワイン。

8月のカルディセールのときに購入した。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 ボルドー・ルージュ シグナチュール
Signatures EN BORDEAUX Merlot Cabernet
飲んだ日 2023/9/9
参考価格 \1448
購入価格 \1303
購入元 カルディコーヒーファーム
品種 メルロー
カベルネソーヴィニヨン
タイプ
度数 13%
インポーター 株式会社オーバーシーズ
生産者 シャトー・キルヴァン
生産地 フランス>ボルドー

少し紫を帯びたガーネット色。さまざまなベリー系果実やスパイス、ロースト香のアロマが楽しめる芳香。熟したベリー系果実と樽の心地よいローストがまじり合う、リッチで複雑な味わいです。エレガントさも合わせ持ち、血筋の良さを感じさせます。牛の赤ワイン煮、ハンバーグ、焼き肉、白カビやウォッシュチーズと合います。

テイスティング

へえ、香りは面白いね。 いろんな香りを感じる。これぞ赤ワインのだいご味かな?

最初に感じたのは熟した果実の甘い香り。 果実といっても白ワインにあるトロピカルフルーツや柑橘系とはまったくちがって、それより重厚で緻密な感じ。 俗にいう黒系果実の香りってやつなのかな。 カシスやブラックチェリーってよく言うよね。ブラックチェリーってなんだよ。

そして、もう少し鼻を近づけると、消しゴム?のような、鉛筆?のような。 文房具的な要素の香りがする。

なるほどね、香りにひっぱられているかもだけど、味も面白い。 果実味はほとんどなくて、そこまで強くないけどタンニンの渋みが前面んに出ている。 そして、ゴムのようなニュアンスも感じ取れる。不思議。 でも味の複雑さはないかな。単調な感じ。

赤ワインの経験値がぜんぜんないので何とも言えないが、おそらく今回のワインって味薄いほうなんじゃないかな? 軽めのほうだけど、果実感がないので飲みにくい。味が単調なので単体で飲むとすぐ飽きそう。

総合して、これは香りを楽しむワインだ。 香りはいろいろな要素があり楽しめる。

二日目、美味しくなった。 文房具のような香りはほとんど感じられなくなった。 味は渋みが和らぎまろやかになり、カカオのような苦みが味を引き締める。

評価

Cランク

いままでコノスル ビシクレタの赤と、アルパカのカベルネしか飲んだことがなく。 それと比べると、まったく異なる香りを感じられた。

香りを楽しめたという意味でCランクとする。 新たなワインの世界を見せてくれたからね。 果実要素が少ないので初心者向きではないな。

  • S:最高級な幸せ
  • A:とても満足
  • B:満足
  • C:やや満足
  • D:可もなく不可もなく
  • E:好みじゃない
  • F:劣化ワイン