好みの品種はリースリング。鬼コスパセットにアルザスのリースリングが同梱されていたので、、リースリングファンとしてはかなりうれしかった。
1000円ちょっとのリースリングしか飲んだことなかったので、定価3000円のリースリングとなると期待が高まる。
ワインを寄りおいしく飲むために、合わせる料理にも気合が入る。アルザスのワインならアルザスの料理を合わせればきっと素晴らしいマリアージュを見せてくれるに違いない。ということで、レシピを検索していると、エノテカさんが今回のシチュエーションにぴったりの記事を発信していた。
これだ!材料に白ワインとローリエを使うらしい。白ワインは箱ワインを調達。これなら気兼ねなく料理に使える。ローリエはカルディで購入してきた。
ミニマリストなので調味料やスパイスはほぼほぼ持たない主義だったんだけど…。ワインが趣味になると、とうぜん合わせる料理にもこだわりだすので、徐々に買い足して増えていってる。ローリエをはじめ、最近ローズマリー・ミリン・砂糖が増えた。
ワイン情報
項目 | 説明 |
---|---|
ワイン名 | リースリング レゼルヴ フェルナン エンジェル 2020 |
FERNAND ENGEL RIESLING RESERVE | |
飲んだ日 | 2024/2/23 |
参考価格 | \3080 |
購入価格 | \1662(鬼コスパセット) |
購入元 | 銘醸ワイン専門のCAVE de L NAOTAKA!(楽天) |
品種 | リースリング100% |
タイプ | 辛口白 |
分類 | コクありバランス系 |
インポーター | 株式会社都光 |
生産者 | ドメーヌ フェルナン エンジェル |
生産地 | フランス>アルザス |
エコサート認証のビオ農法。 手摘みで収穫。 フレッシュで、エレガントな酸と余韻の構成に優れている。フルーティーでまだまだ若いフレッシュな印象を受ける。 ピーチ、パイナップル、グレープフルーツの凝縮された香りからフローラルな香りへと変貌する。次第にヘーゼルナッツとバターのようなニュアンスも感じられる。 フレッシュな印象から、グレープフルーツや桃ののような味わい、非常に円くリッチな印象。 長期熟成によるしっかりとしたボディ、グレープフルーツの皮のような苦み。
感想
抜栓した瞬間、今まで飲んできた1000円ちょっとのリースリングの完全上位互換だと、はっきりその違いがわかった。
しっかりペトロール香。石油や灯油のような鼻につくオイリーな香り。そうこれ。この香りがリースリングの特徴。好みが分かれそうな香りだけど、個人的にかなり好み。
このペトロール香。ガソリンスタンドの匂いが嫌いじゃない人ならすんなり受け入れられると思う。まあガソリンスタンドは匂いを積極的にかぎにいくと気持ち悪くなることもあるけど。リースリングの場合はそこまであからさまに強くはないので、グラスに鼻を近づけて名一杯吸い込んでも気持ち悪くなることはない。かなり心地よいと感じる。
安リースリングはペトロール香が薄くて、全面に出ているのはレモンのイロハスみたいな香りでってことが多い。ところが今回のリースリングは全面にペトロール香がでていて、サブ的な要素としてレモンや氷砂糖のニュアンス。香りからしてかなり違う。
味もかなり違う。口に含むとペトロール香がふわっと広がり、蜜のような甘味がほわっと追いかける。すだちのような引き締まった酸味と、テクスチャのある舌をほどよくしびれさせる辛口。すだちの果皮にようなほのかな苦み。
安リースリングは、単に薄くて酸っぱい水って感じで平べったいんだけど、このワインは濃い。酸味のほかにも果実や蜜などのいろいろな要素が感じられる。いやこれかなりおいしいな。
インポーターの都光さんの商品カタログみると、生産者のドメーヌ フェルナン エンジェルは自社畑のすべてがオーガニックなんだそう。
自社畑のすべてがオーガニック アルザスでも指折りの有機栽培ドメーヌ
細長く南北に伸びるアルザスの中心部、ロンシェヴィル村にある家族経営のドメーヌ・フェルナン・エンジェル。
ドメーヌのこだわりは、2001年より始めた有機栽培にあります。現在、8つの 村、250区画にわたる65haの畑は全てエコセール認証による有機栽培にて管理されており、これはアルザスに あるドメーヌでは最大級といえます。
なるほどね。オーガニックだったんだこのワイン。カタログ見て初めて気が付いた。特別オーガニックに対するこだわりはないけど、とてもおいしかった。
手摘みで収穫後、全房圧搾。約 20度で発酵後、8カ月のシュールリー、
非常にフレッシュかつフルーティー。味わいは非常にドライで、リースリングの特徴である高い酸が鮮烈な印象。アフターには柑橘の皮のようなほろ苦さとヘーゼルナッツの香ばしさが香ります。
今日のペアリング
アルザスのワインにはアルザスの料理を。シュークルートを作ってみた。
うわなにこれぶっちぎりでおいしい。豚肉のうまみ・バターのコク・キャベツの酸味が折り重なりものすごいコクとうまみのある料理に。豚肉に味がかなりしみこんでいて、塩味とうまみがとろとろの油に絡んでゼ絶品。ソーセージもうまみ成分を吸って味の濃いジューシーさ。
リースリングとの相性は抜群。全体的に酸味のきいた具座位にリースリングの酸味が合わさることでまろやかになる。これぞマリアージュ。
シュークルートでお腹を満たした後は、映画見ながらゆっくりワイんタイム。おつまみは、カマンベールチーズはちみつの背とココナッツクラッカー。この組み合わせもとてもあう。
評価
アルザスのワインセットが欲しいな。リースリング・ゲヴュルツトラミネール・ピノグリ・ミュスカ、それぞれの品種を楽しめるアルザスワインセットあったら飲み比べたい。