心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

典型的な安ボルドーが苦手なのかも

金曜日!1週間終わり!ということで今秋のワイン解禁!

赤ワインの在庫がなかなか減っていかないので、本日はエノテカ10本セットにはいっていた安ボルドーイワインをチョイス。

ただ、このワイン詳細がわからない。在庫一掃ワインだったのか、エノテカのHPにはもはや今回のワインのページはなかった。

調べてもほとんど情報が出てこない。vinicaでワインの基本情報が載っているくらい。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 シャトー・カストネ ボルドー ルージュ
Ch. Castenet Bordeaux Rouge
飲んだ日 2024/3/29
参考価格 不明(1200~1600くらい)
購入価格 \1000
購入元 エノテカラクテン市場店
品種 メルロ、カベルネソーヴィニヨン
タイプ
分類 がっしり骨太系
インポーター エノテカ
生産者 シャトーカストネ
生産地 フランス>ボルドー

感想

これ好みじゃないタイプだなぁ。失敗したかも。せっかく平日を乗り切って楽しみにしていたワインを解禁したのだから、美味しいと思えるワイン飲みたいよね。

自分の苦手タイプを引き当ててしまった。典型的な安ボルドー赤は苦手なのかもしれない。

  • しぶくて酸っぱい赤
  • 重厚でパワフル、どっしり熟成タイプの赤
  • 酸味主体のはなやかな赤
  • 果実味たっぷりで甘味のある赤

などなど、一口に赤ワインといってもいろいろなタイプがある。

今回はしぶくてすっぱい赤。このタイプ苦手だ。好みじゃない。3000円以上するお高めのやつならまた違うのかもしれないけれど。

メルロ主体。黒系果実のあまやかな香りがあるが、それ以上に獣の皮のような独特な芳香。ボルドーってこういう獣っぽさを感じることが多い気がする。

飲んでみると、果実味というより、渋みと酸味が目立つ。温度があがると酸味がより顕著になり、飲みにくい。

これは単体だと厳しいので、料理と合わせて進化を発揮させたいところ。うまくペアリングできれば、苦手なワインも無難レベルまで引き上げることができる。

ペアリング

1日目は、チーズつくね。甘辛いたれをたっぷりかけて。味が濃いので、ワインの渋みを中和してくれると思ったんだけど。いまいち。ワインが勝ってしまう。ワインの主張が強すぎて中和しきれていない印象。卵黄もかかっていたので、たれがまろやかになりワインに塗りつぶされてしまったか。

二日目はお好み焼き。たれつくねよりはペアリング成立。たっぷりかかったソースがとがった渋みと酸味を和らげてくれる。お好み焼きを感触した瞬間、魔法が解けてしまうので注意。

三日目は、ナポリタン。これもなかなかよかった。保管のペアリング。渋くて酸っぱいワインに、ナポリタンの甘味が加わることで五味が保管されバランスがとれる。

あと、3日目になると、ようやくワインの角がとれて丸みを帯びてきたことで、飲みやすくなってくるのも大きい。これ前も思ったけど、安赤はあけた瞬間が飲み頃であってほしいよね。3日も待つって使い勝手悪い。

そもそもなのだけど、料理と合わせることで飲みやすくなるものの、普通にビールのほうがおいしいし安いし満足度高いんだよねえ。今後は安赤がはいっているセットは購入を控えよう。白か泡のみのセット、もしくは3000円以上の赤ならチャレンジしてみたい。

評価

  • 絶対評価:0/10
  • 相対評価:Eランク
    • S:超コスパワイン!
    • A:定価以上の満足感
    • B:定価相応のクオリティ
    • C:少し割高
    • D:かなり割高、コスパ悪すぎ
    • E:好みじゃない
    • F:劣化ワイン


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