心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

イタリアのシャルドネ、フルーティーでふくよか

2月に購入したエノテカバラエティセット10本パック。いよいよ残り2本。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 テッレ・ディ・ライ・アーチニ・ビアンキ2022
TERRE DI RAI ACINI BIANCHI
飲んだ日 2024/5/18
参考価格 \1430
購入価格 \1000(エノテカ売れ筋No.1!厳選バラエティー10本セット
購入元 エノテカ楽天市場
品種 シャルドネ100%
タイプ 辛口白
分類 魅惑のフルーツ系
度数 12%
インポーター エノテカ
生産者 カ・ディ・ライオ
生産地 イタリア>ヴェネト

輝く麦わら色の外観。トロピカルフルーツや柑橘系果実のアロマに、クルミの殻、アーモンド、スパイス、地中海特有のケッパーなどのニュアンスを含んだ上品で複雑なアロマがグラスから広がります。口に含むと感じられる、ふくよかで濃厚な果実味とバランスの取れた酸味が魅力。甘い余韻が長く続きます。しっかりとした骨格を備えた、フルーティな味わいです。

感想

とても親しみやすい、わかりやすい香り。とっつきやすく初心者受けの良い。

カジュアルで、フルーティーシャルドネってこんなフルーティーな香りだせたんだなぁ。

甘味のあるタイプを想像して飲んでみると、いがいとしっかり酸味がありギャップを感じた。

味が濃い!濃くてわかりやすい味。ふくよかでフルーティー

魅惑のフルーツ系でありつつ、がつんと濃厚系でもあるタイプ。カリフォルニアの白みたいなイメージ。アフターもしっかりしている。マンゴーやピーチ系のトロピカル感がしっかり残る。ほんと、わかりやすい。フルーティーなワイン飲んでるなっていう感覚。

ただ、アルコール匂が強いかな。例えるならストロング缶系。12%とワインの中では標準もしくはやや度数控えめだが、けっこう酔いやすい。

度数は同じはずなのに、あまり酔わないものと酔いやすいものがあるの、いったいなんの違いだろう。今回のワインはストロング飲料手アルコール間があって、ゆっくり飲んでてもそれなりに酔った。

半分飲んだあと、いつのまにか寝てた。寝るほど酔ったのひさしぶり。ここまで酔ってしまうと体に負担だし、時間も有効活用できないし、悪い飲み方になってしまった。タイパがわるい。

ペアリング

1日目はお好み焼き。豚バラ肉・ピーマン・キャベツ・餅をトッピング。

ただ、ミニマリストなのでマヨネーズ・ソース・青のりなどは所持していない(出番が少ない調味料はもたない)。そこで、醤油を少々たらして食べることにした。

非常にあっさりしたお好み焼き。小麦の味をダイレクトに感じられる。なにか物足りない。お好み焼きって、結局ソースの味を楽しむものだったんだなって思った。ソースって、味が濃くて、どんな料理もソースの味一色に染め上げてしまうから。

とはいえ、醤油のみのあっさりスタイルにしたことで、ワインとはマッチ。ワインが調味料替わりになってくれる。あっさりしたところに、適度な酸味と甘みが加わり味に深みが出る。

二日目は、ボンゴレビアンコ。砂抜きされた冷凍アサリを白の箱ワイン100mLで3分程度蒸し焼きにし、パスタ・玉ねぎ・キャベツを混ぜ合わせるお手軽料理。

ボンゴレビアンコ自体はあっさりしているが、味の濃いワインとよくあう。パンチに乏しい料理なので、ワインの風味に染まりやすい。ワインが調味料みたいな役割を果たしてくれ、あっさりしたボンゴレビアンコでも満足感を得られた。

評価

  • 絶対評価:2/10
  • 相対評価:Bランク
    • S:超コスパワイン!
    • A:定価以上の満足感
    • B:定価相応のクオリティ
    • C:少し割高
    • D:かなり割高、コスパ悪すぎ
    • E:好みじゃない
    • F:劣化ワイン


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