心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

カルディのン人気白ワイン 「ボシオ・ランゲ・シャルドネ」

よく見ているワイン系YouTuberのワイン三昧さんが紹介していたワイン。

「ボジオ ランゲ・シャルドネ キュヴェ・デル・ガッロ」

1000円以下と安いながらも、5000円のワインの味がする超コスパワインなんだとか。

youtu.be

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 ボジオ ランゲ・シャルドネ キュヴェ・デル・ガッロ
Bosio Langhe Chardonnay Cuvée del Gallo
飲んだ日 2023/5/17
価格 \935
品種 シャルドネ
タイプ
度数 13.5%
生産者 Bosio(ボジオ)
生産地 イタリア > ピエモンテ
製法 一部をフレンチオーク樽で3か月熟成

テイスティング

香り

優しいトロピカルフルーツの甘い香り。

パイナップルのような、イチゴのような。

香りはそれほど強くないが、上品な感じ。

やわらかな果実間と、おだやかな酸。

果実と酸の後に、ややずっしりとくるボリュームのある辛口の飲テイスト。

バランスがよく、ボリュームのあるリッチな味わい。

蜜のような甘い余韻が長く続く。

感想

果実や酸についてはあまり主張のない、悪く言えば個性のない味わい。

けれど、やや香ばしい香りやボリュームのある辛口のテイストが加わることで、バランスよくまとまってる。

すっきりというより、やや濃厚系のワイん。

アヒージョ、油のある肉、スパイスのカレー、こってりのシチューなどと合わせるとよいかもしれない。

3か月フレンチオーク樽で熟成しているらしい。

樽由来のリッチな味わいというやつなのかな。

正直5000円の味がするかと言われると、それほどの驚きはない(5000円のワイン飲んだことないけどw)

でも上品ななめらかさと余韻に残る蜜の味わいは、たしかにリッチな気分にさせてくれる。

今日の食事

どちらも恵比寿のWINE MARKET PARTY で入手したもの。

熟成チーズはじめて食べたけど、なにこの濃厚で刺激的な味は!

いつも食べているプロセスチーズとはまったく次元が異なる。

ほんのひとかけら口にしただけで、体中がチーズになるほど主張してくる。

ただ、今回のワインには合わなかった。

チーズが強すぎてワインを打ち消してしまう。

鹿肉のパテは、あんまり好きじゃないなこれ。独特で。

評価

C(お、いいね)

コスパはいいしおいしい。

評価がCなのは、自分はもっとわかりやすいワインが好きだからかな。

もっと果実間たっぷりなワイン、またはもっとわかりやすくがつんと濃厚なワインが好みなんだと最近わかってきた。

今回のワインは、果実間控えめで、控えめに濃厚なワイン。

これはこれでおいしく、料理にも合わせやすいと思う。

  • S:最高級な幸せ
  • A:すごくおいしい
  • B:おいしい
  • C:お、いいね
  • D:可もなく不可もなく
  • E:ううん、おいしくない
  • F:二度と飲みたくない