心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

お手本的な樽熟シャルドネ

今年2本目の樽熟シャルドネ。樽熟シャルドネ好きなので期待が高まる。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 インドミタ デュエット・プレミアム シャルドネ 2021
DUETTE INDOMITA PREMIUM CHARDONNAY
飲んだ日 2024/3/9
参考価格 \2178
購入価格 \1940(インドミタ デュエット・プレミアム 3本セット
購入元 お酒の専門店 リカマン楽天市場店
品種 シャルドネ
タイプ 辛口白
分類 ガツンと濃厚系
インポーター 株式会社都光
生産者 インドミタ
生産地 チリ>カサブランカ・ヴァレー

感想

コルクに樽香がしっかりしみこんでいて、これはかなり期待できそうだ。樽熟シャルドネ、好きなので。

期待通り、リッチな樽香。バター・ナマクリーム・マーガリン。こってりぽってりとした濃厚な香り。

鼻をグラスに少し近づけるだけではっきり感じられる香り高さ。バターサンド、バタートーストのような芳醇な香りは、食欲を刺激する。

一口飲んでみると、これこれ。典型的なお手本のような樽ドネ。香ばしい風味が飛び込んでくる。舌の端がぴりぴりとする感覚と、あつみのあるボディ。滑らかでまろやかな舌触りと、バタークリームのようなコク。

香ばしくて少し甘い。辛口なんだけどリッチな甘味がある。甘いけれど少し酸味があって、甘さを中和してバランスをとってくれる。酸味がないと、単調になって飽きるからね。適度な酸味は重要なファクター。

やはり樽ドネ好みだなぁ。こういうシャルドネをたくさん飲みたい。

前回飲んだ樽ドネは、1月のアルダリン シャルドネ

インドミタ デュエット・プレミアム シャルドネも、方向性は同じがつんと濃厚系タイプ。インドミタが2000円ちょっとで、アルダリンが4600円なので、コスパではインドミタの圧勝。実際香りも味も文句なしのクオリティだし。

ペアリング

樽ドネには濃厚系を。ということでカルボナーラ

大き目にカットした鶏肉をごろごろいれて。ベーコンより鶏肉のほうが食べ応えあっていい。鶏肉にクリームソースが絡んで絶品。

これは同調のマリアージュ。お互いリッチで濃厚なので、合わないわけがない。1+1=3という数式が成り立つ。

クリームソースに樽ドネが合わさると、コクが増してワンランク上のパスタに昇格する。鶏肉は味が引き締まるし、食べ続けると単調で飽きてくるクリームソースは、適度な甘味要素が加わって味チェンにもなる。

二日目は鶏肉のムニエル。鮭もいいけど、鶏肉のほうがボリュームあるし、昨日の残りがあるしということで。

ムニエルには付け合わせのピーマンと玉ねぎがかかせない。皮を下にして、付け合わせ野菜と一緒にオリーブオイルで焼き目がつくまで焼き上げる。裏返したら、ここでバターを鶏肉の身にかぶせるように溶かし入れる。

これもなかなかのマリアージュ。ムニエルもワインもバターの風味があるので合わないわけがない。同調のマリアージュ

ムニエルを作ったフライパンで、食パンを焼く。残ったバターがしみこむように、フライ返しで抑えながら両面を1分程度焼き上げる。

食パンってトーストしても、それ単体だとワインと会わない。でも、チーズ・オリーブオイル・バターなどを加えるだけで、ワインとの相性が良くなる。バターのしみこんだトーストと、ムニエル、こってり系のシャルドネ。すごく幸福。

評価

  • 絶対評価:7/10
  • 相対評価:Sランク
    • S:超コスパワイン!
    • A:定価以上の満足感
    • B:定価相応のクオリティ
    • C:少し割高
    • D:かなり割高、コスパ悪すぎ
    • E:好みじゃない
    • F:劣化ワイン

約束された樽ドネを飲みたければ、インドミタ デュエット・プレミアム シャルドネで間違いなし。


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