今まで\1500以下のスパークリングワインばかり飲んできた。
とくに好んで飲んでいたのが、スペインのカヴァ「フレシネ コルドン ネグロ」。
今回は人生はつのシャンパーニュに挑戦してみようと思う。
きっかけはこのツイート…
twitter.com【やべえやつ】Amazonですっかりお馴染みの安うまシャンパーニュ、ポール・マルタンのプルミエクリュがセールで2466円というとんでもない価格になってる(もちろんprime対応で送料込み)。割引率は脅威の43%。これはすごい。https://t.co/O7UH06QvKs
— ヒマワイン|ワインブロガー (@hima_wine) 2023年6月1日
4000円級のシャンパーニュが\2500!これは買ってみなければ!
ワイン情報
項目 | 説明 |
---|---|
ワイン名 | シャンパーニュ・ポール・マルタン・プルミエ・クリュ・ブリュット |
飲んだ日 | 2023/6/4 |
価格 | \4349(セール価格:\2476) |
品種 | シャルドネ、ピノ・ノワール |
タイプ | 泡 |
度数 | 12% |
生産者 | ポール・マルタン |
生産地 | フランス |
テイスティング
香り
干しブドウのような甘い香りが第1印象。
インパクトが強く、グラスからあふれ出てくる感じ。
そしてトーストのような甘くて香ばしい香りが後を追いかける。
イースト香というのかな。柔らかい食パンの香り。
液体の量が減っても、グラスが空になっても、香りは衰えることがない。
とにかく香りの主張が強くわかりやすいワインだ。
味
締め付けることのないクリアな酸味。
そして果実間たっぷり。
果実間と強炭酸のハーモニー。
炭酸はあただしゅわしゅわしているだけじゃない。
しゅわしゅわの後に、なめらかでクリーミーな舌触りの泡がはじけて、インパクトと余韻を残していく。
泡には触感があって、ブドウのような甘い果実の味と、トースト(イースト菌発行?)をほうふつとさせる香ばしいテーストも感じる。
余韻が長く、全体をまとめるようなほのかな苦み(ビールに近い)を感じる。
感想
今まで出会ったことがないタイプだったので、最初は驚いた。
一瞬、「え?ぶどうジュース」と思った。
いがいと甘かったので、ほんの最初の一口は、このワインのよさがわからなかった。
ただし、二口め3口目と飲んでいくと、このワインの奥深さに気が付いていく。
親しみやすい味でありながら、トーストのような心躍る香りがワインに複雑性を与えているように思った。
焼きたてのパンをほおばるような感覚にも近しい。
はじめてこれだけわかりやすいトースト感を感じたよ。
いや、イースト香というのが適切かな。
いつまでも舌の上で転がしていたい。そう思えるようなすばらしい舌座あり。
すばらしくおいしいじゃないか。
これが4000円シャンパーニュの世界か!素晴らしい!
一方でこうも思う。
この感動は、今まで1000円以下のワインを飲んできたからこそ感じるものだと。
経験を積み重ね、舌のレベルをステップアップしてきたからこそ、このシャンパーニュのすばらしさが理解できるのだと。
いきなりこのシャンパーニュを飲んでいたら、美味しいとは思ってもこれほど強い感動は感じなかっただろうと思う。 やはり自分のしてきたことは間違えではなかった。ワインをふかくしるために、着実に経験を積み重ねていこう、と思ったのだった。
生きててよかったと思えるワインに出会った。ワインの沼にはまってしまうよ笑
今日の食事
マルガリータピザ。
スーパーで買ってきたやつ。
雑味のないシンプルさがマルゲリータの魅力。
おいしい。そしてワインが進む。
評価
S(最高級な幸せ)
Aを飛び越えてS評価のワインがでてしまった!
高いからおいしいとも限らないワインの世界。
このシャンパーニュは間違いなくおいしい。
これはまた飲みたいとつよく思えるワイン。
印象に深く刻み込まれたワインだ。
1000円以下のワインばかり飲んでいるけど、値段があがるとワインに奥行きがでておいしいなと思った。
予算がゆるすなら、ワイン1本あたりにかける値段を上げたいなと思った。
- S:最高級な幸せ
- A:すごくおいしい
- B:おいしい
- C:お、いいね
- D:可もなく不可もなく
- E:ううん、おいしくない
- F:二度と飲みたくない
【母の日ギフト】【PAUL MARTIN(ポール・マルタン)】シャンパーニュ・ポール・マルタン・プルミエ・クリュ・ブリュット 750ml [フランス/シャンパーニュ/辛口/Curator'