タカムラワインの在庫一掃白ワインセット。1本あたり663円だと、カジュアルに飲めていいね。
今回はラベルを見ず、事前情報なしで飲んでみた。
ワイン情報
項目 | 説明 |
---|---|
ワイン名 | パシオン ブラヴァ シャルドネ 2021 |
Pasion Brava Chardonnay | |
飲んだ日 | 2024/3/3 |
参考価格 | \880 |
購入価格 | \663(在庫一掃 訳あり 6本 白ワイン セット!) |
購入元 | タカムラワインハウス |
品種 | シャルドネ |
タイプ | 辛口白 |
分類 | ガツンと濃厚系 |
インポーター | タカムラ株式会社 |
生産者 | ビルヘン デ ラス ビニャス |
生産地 | スペイン |
牛が踊っているような、サーカスや闘牛を思わせるラベルが可愛いらしい〈パシオン ブラヴァ〉シリーズ。
実は、このワイナリーは現代美術館や民族博物館を併設していて、アートや伝統を結び付けて、そのエッセンスをワイン造りに注いでいるのだとか!
そんな興味深い取り組みが評価されたのか、2016年になんと…
◆「スペイン国王夫妻が、ご訪問!」
ワイナリーのある〈ラ・マンチャ〉は、日照時間は年間3000時間超え、寒暖差が大きく、降水量も少ない大陸性気候で、砂質と石灰質土壌という恵まれた産地!
そんな太陽の恵みをたっぷり受け取った、凝縮したブドウから出来上がるワインは、どれも果実味溢れるフルーティな味わい♪
まさに、このラベルの牛のように踊りたくなる美味しさです(^o^)V
感想
最初の1杯目は驚くほど香りのないワインだなあって。無臭とはいわないけど、香りが薄すぎて香りをとれない。冷蔵庫で冷えすぎていて香りが完全に閉じて要るっぽかったので、30分放置。
30分後、やはり香りは弱い者の、甘めの果実感がほんのり。トロピカルまではいかないけど、甘めの果実。少なくとも柑橘系ではない。
一口飲むと、やはり甘い。マーマレード的な要素。そして、ぴりっとした辛口。樽?
口に含んだ瞬間、ちょっとだけリースリングっぽいニュアンスを感じた。マーマレードのような粘性のある甘味と、ぴりっとした辛口がそう感じさせるのだろう。
まあでも絶対リースリングではないんだけど。このワインリースリングの特徴である酸味がないし、石油っぽいペトロール香もないし。
良く言えば飲みやすいワイン。悪く言えば、酸がなくて、単調なワイン。おそらく温暖な地域の太陽をしっかり浴びたブドウを使ったワインな気がする。
ということでラベルを見る。シャルドネだった。スペインの。暖かい地域っていうのはあっていたっぽい。シャルドネか…しかも、日照り時間3000時間とで降雨量が少ないという、ブドウ栽培にはかなり恵まれた土地。太陽をたくさん浴びて、果実味たっぷりなんだとか。
なるほど、温暖地域の果実たっぷりタイプってことは、温度をもう少しあげて飲んだほうがよいかもしれないな。冷蔵庫できんきんに冷やしすぎたせいで香りも果実味も閉じてしまっている。
おそらく10度以上まで温度があがると、印象がまたかわってきた。口に含むとまったりした柔らかい口当たりに、バターのようなコクが感じられる。樽熟成?と思うほどコクがある。たぶん樽は使っていなくて、単純に太陽を浴びた果実たっぷりのシャルドネだからボディがあつくなている、ということだと思う。
なんとなく、1月に飲んだアルダリン シャルドネに似ている。それよりはスケールは小さいんだけど、コクがあったり果実要素がたっぷりだったりと類似要素が多い。