心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

イエローテイルシリーズを飲んでみた 「シャルドネ」

イエローテイル、コノスル、アルパカ。

この3つが日本における安ワインのマーケットをリードしてきた3大ブランドだと思っている。

前から気になっていたイエローテイルシリーズ。セブンイレブンで発見したので購入してみた。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 イエローテイル シャルドネ
yellow tail Chardonnay
飲んだ日 2023/7/2
価格 \980
品種 シャルドネ
タイプ
生産者 Casella Family Brands (カセラ)
生産地 オーストラリア

テイスティング

香り

第1印象は、「あれ?ヴィオニエと似てる」。

いや、むしろこっちのほうが甘いかな?

ヴィオニエは甘さの中に酸っぱい要素があった。甘酸っぱさというやつ。

イエローテイルシャルドネは、酸の要素がほとんどない。

とにかく甘い香りだ。熟したベリー系の香り。

けっこう甘口だし、酸はやわらか。

と思っていたけれど飲み続けると違いがはっきりしてくる。

香りの印象と同様、味わいもとにかく甘い。

それもべったりと絡みついてくるような甘さだ。

夏だから温度が上がってべったりした甘さになりがちなのはそうなんだけど。

それにしても甘すぎる。人為的に佐藤を加えてるのでは?というくらいにね。

安ワインっぽさを感じてしまう。はっきりいうとおいしくない。

アルパカのときにも感じたんだけど、頭痛を引き起こしそうな独特な重厚感みたいなのを感じる。

表現するのが難しいんだけど、白ワインの中に謎の重みがあるというか…

感想

二日連続でワインを飲むという贅沢を許した。最高かよ!

そして気になっていたはじめてのイエローテイル!

結果は…なんだかおいしくないなw

イエローテイル、コノスル、アルパカ。 この3つが日本の安ワインマーケットをリードしてきた3大ブランドだと思っていて。

その中で、コノスルが頭ひとつぬけておいしい。この結論に達した。

コノスルのシャルドネはやわらかいヨーグルトの香りと優しい酸が調和していておいしかった。

アルパカのシャルドネセミヨンとイエローテイルのシャルドネは、共通して白ワインの中に謎の重厚さがあり、頭痛がしそうな感じがした。 そしてイエローテイルのシャルドネは必要以上に甘くて…

おもしろいねワインの世界。とても!

これからもしばらくは安ワインの世界で舌を鳴らしていく。

そして舌のレベルがあがってきたら、ワインの値段をあげていきたい。

そのころには高いワインの感動がとてもわかるにちがいない。

この間飲んだシャンパーニュのように。

評価

E(ううん、おいしくない)

  • S:最高級な幸せ
  • A:すごくおいしい
  • B:おいしい
  • C:お、いいね
  • D:可もなく不可もなく
  • E:ううん、おいしくない
  • F:二度と飲みたくない