心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

コノスル ビシクレタシリーズ ブラインドテイスティング編1 盛大に間違える

なんだかんだいって一か月ぶりにワインを飲む。

ブドウ品種の特徴を知るために、コノスルのビシクレタシリーズを飲み比べる企画。

白ワイン6種類を飲み比べたので、赤ワイン編にいこうかと思っていたけれど…

あつい!夏だ。白ワインが飲みたい!

ということで引き続き白ワインを飲むことに。

でも単純に二週目をするのはつまらないので、ブラインドテイスティングで品種をあてていくことにした。

はじめてのブラインドテイスティングに挑戦。

テイスティング

香り

第1印象、ソーヴィニヨン・ブランかな?

苦みとさっぱりした酸の香り。

スワリングすると果実の香りがつよく立ち上ってくるようだ。

ううん、けっこう苦い?

酸は穏やか。

ソーヴィニヨン・ブランってこんな感じだったかな?

苦みのニュアンスがあるからそうかもしれない。

結果確認

ヴィオニエでした!

あれ?おい!ヴィオニエってソーヴィニヨン・ブランとは正反対な特徴を持ってる品種だと思うんだけど。

ソーヴィニヨン・ブランはハーブやグレープフルーツの香りに、爽快感のあるさわやかな味。

ヴィオニエはアプリコットのような甘酸っぱい果実の香りと、クリーミーでボリュームのある舌ざわり。

と、記憶している。4月に飲んだときにそう思ったはずだ。

おかしいな、第1印象に少し苦みのニュアンスを感じたので、完全にそれにひっぱられたのかも。

時間をおいて再度テイスティング

思い込み激しかったな。ソーヴィニヨン・ブランではないな間違いなく。

たしかに若干苦みのニュアンスはあるけど、でもハーブやグレープフルーツといったソーヴィノヨン・ブランたらしめる要素はそんなにない。

かといってヴィオニエと言われると…

ヴィオニエってこんな感じだっけ?

前はもっとクリーミーだと思ったんだけどな…

たっぷりとした果実間とやわらかな酸、なめらかな舌触りといったところ。

香りはたしかに、甘酸っぱい要素を感じる。言われてみればね。

感想

はじめてのブラインドテイスティング

激しい思い込みで盛大に間違えるw

ワインって難しい、そしておもしろい。

品種の特徴をつかみたいので、まだまだしばらくはコノスル飲み比べを続けていこう。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 コノスル ビシクレタ ヴィオニエ
Cono Sur Bicicleta Viognier
飲んだ日 2023/7/1
価格 \891
品種 ヴィオニエ100%
タイプ
度数 13.5%
生産者 コノスル
生産地 チリ > セントラル・ヴァレー
製法 60%を手つまみで収穫、6~12か月ステンレスタンク

評価

C(お、いいね)

四月に飲んだときは、評価Bだった。

けど、少し下がった。クリーミーでボリュームのある感じがそこまで感じ取れなかったのでね。

ブラインドすると、知っている品種やそのワインの特徴に惑わされず、フラットな状態で評価できるから面白い。

  • S:最高級な幸せ
  • A:すごくおいしい
  • B:おいしい
  • C:お、いいね
  • D:可もなく不可もなく
  • E:ううん、おいしくない
  • F:二度と飲みたくない