心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

自分ワイン史~目覚め~

忘れないようにワインにはまるまでの道筋を記録しておく。

  • 2020年~2023年:自分ワイン史シーズン1
  • 2023年~:自分ワイン史シーズン2

自分ワイン史シーズン1についての記録(2023年8月作成)。

2020年

はじめて飲んだワインはセブンプレミアムの赤ワイン。

渋くて「おいしい」というわけではなかったけど、チーズと一緒に飲んで「ワイン飲んでる感」を楽しんでいた。

ワイングラスではなく、お茶を飲むときに使っている背の低いコップを使用していた。

次に飲んだのが、サンタ・ヘレナ・アルパカ・ソーヴィニヨン・ブラン

楽天西友ネットスーパーの送料無料条件をクリアするためになんとなく購入したのだった。

セブンプレミアムの赤ワインよりは飲みやすいと思ったけれど、思ったより消費が進まず。

半年以上冷蔵庫を圧迫していた。

最後のほうは、「辛口ですっぱいなにか」という感じで、やっつけ仕事のように飲んでいた。

2020年は酎ハイや梅酒を好んで飲んでいて、ワインをおいしいとは思わなかった。

2021年

1月24日、スパークリングワインを飲んでみたくなり、amazonで購入。いきなり3000円ワインに使ったのでずいぶん思い切った行動。

はじめて、「ワインっておいしい」と思った。

すっきりした酸のコルドン・ネグロと、甘口で華やかなアイス キュベ エスペシアル。

ワインってものによって味わいが変わるんだという発見だった。

その後、100均でワイングラスを購入した。

頑張ったとき、特別な日などにはフレシネ コルドン・ネグロを飲むようになった。

6月21日、amazonのセールで、少し良いワインを買おうと思って物色。

ワインの説明文を見ても何が何だかわからず、良しあしなんてわからなかったけれど割引率が高い白ワインを購入。

ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション バーボン・バレルエイジド シャルドネ \2198。

はじめてのコルクに苦戦。コルク抜きがなかったので、割りばしでコルクを沈めるという荒業で対応した。

味わいは辛口ながらもマイルド。香りが良くておいしいと思った。

今思えば樽の香りだったのだが、香ばしい香りが気に入ったのだった。

2021年後半は、変わらずたまにフレシネを飲んだり、カクテルのキールを作って楽しんだりしていた。

2022年

コロナと戦争による物価高騰で、フレシネの値段が高騰。

amazonで1000円以下で買えていたのが、1.5倍くらいの値段に。

そこで、フレシネ以外のレパートリーを増やそうということで、ネットでいろいろワインのオススメをリサーチ。

はじめて、ブドウの品種や産地によって味わいが異なることを知る。

調べていくと、コノスルのシリーズが気になった。

ブドウの品種の個性がわかりやすいシリーズ、ソムリエ試験対策として重宝されている単一品種で作られるシリーズ。

2022年4月から、月に1~2回ほどカクヤスでコノスルのビシクレタシリーズを購入して、じっくり味わうようになった。

中でも香り高いシラーやや、白ワインが好みということがわかり、ワインの楽しみ方が広がった。

特別な日に、ひとつ上のランクのレゼルバエスペシャルシリーズを楽しんだりもした。

ワインにはまるとグラスが気になりだす。

7月12日、プライムデーのタイミングで、迷ったあげくついにワイングラスを購入。

ついでに、セールになっていたコノスルシリーズの中から、20バレル・リミテッド・エディションのシャルドネをチョイス。

思い切って2500円のワインに挑戦したのだった。

購入したグラスで20バレル・リミテッド・エディション シャルドネを飲んだ。

グラスが薄いのでワインが自然と流れ込んでくる感じが舌。おいしい。

肝心なワインの味はあまり覚えていない。想像以上に辛口だったなという程度。

そのころのワインを味わう舌レベルはまだまだ低く、ろくに香りも楽しんでいなかった。

それに、真夏の部屋で1週間くらい置いていたから熱劣化していたかもしれない。

今思うとかなりもったいないことをした。記憶に残っていないということはそこまでの感動は感じなかったのだろう。

12月、こりずに再び3000円級のワインを購入。

どこかのサイトで南アフリカの「グラハム・ベック ブリュット」というワインが素晴らしいと言っていた。

フレシネの泡しか飲んでこなかった自分にとって、グラハム・ベック ブリュットはなかなか衝撃的だった。

泡がきめ細かく、ガス圧が強くて強い炭酸が舌をしびれさせる。

それでいてすっきりとしていてごくごく飲めてしまうという。

2022年は、ほんの少しワインの世界を広げ、ワインを楽しむ環境をアップデートした年となった。

2023年

変わらず、ときどきコノスルシリーズを飲む。頻度は少なくて、1か月に1回程度。

しかし、ふと飲んだワインを記録しようと思い立つ。

どうせ飲むなら、香りや味を記録し、ワインの違いを見分けられるようになりたい。

コノスルシリーズは、ブドウ品種ごとにさまざまなラインナップがあるから、まずはそれらの区別をつけられるようになろう。

唐突な思いつきだったが、徐々にワインについて、真剣に向き合うようになっていく。

ブドウ品種を調べたり、ワイン系ユーチューバーの動画を見たり。

自分がよく見ているワイン系ユーチューバー↓

気が付けば、「趣味はワインを飲むことです」と人に自己紹介するほどにはワインのことが好きになっていた。

4月、これまでのワイン史をリセットして、ピュアな気持ちでコノスルの飲み比べをすることにした。

そして現在にいたる。

まとめ

  • ワインとの出会いはセブンプレミアムの赤とアルパカのソーヴィニヨン・ブラン。くしくも自分の苦手タイプをチョイスしており、ファーストインプレーションは芳しくなかった。
  • めげずに挑戦し、フレシネ コルドン・ネグロと、コノスルの ビシクレタシリーズがワインの道にはまるきっかけを作った。
  • 最初にワインに触れてから、ワインに目覚めるまで3年かかった。

これからどのようn自分ワイン史をたどっていくのか楽しみだ。

ワイン自体はたくさん飲むほうではないけれど、ゆっくりとワイン1本1本に向き合いながら、ワインの世界を楽しんでいきたい。

※2023年12月追記:最初月に2~3本だったワイン消費量。2023年12月には週2~3本ペースになっているw