心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

二日連続でシャルドネ コノスル シャルドネ レゼルバ

ここ2週間ほど、週末に贅沢にワイン2本あけている。 2本飲んでもコノスルなら\2000程度。映画1本見るのと同じだね。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 コノスル シャルドネ レゼルバ・エスペシャル ヴァレー・コレクション
Cono Sur Chardonnay Reserva Especial Valley Collection
飲んだ日 2023/10/8
参考価格 \1393
購入価格 \1080
購入元 リカーBOSS 楽天市場店
品種 シャルドネ100%
タイプ
度数 12.5%
インポーター 株式会社スマイル
生産者 コノスル
生産地 チリ>カサブランカ・ヴァレー
製法 10%をフレンチオーク樽で、90%をステンレススチールタンクで6ヵ月熟成

テイスティング

なるほどー。

まず、香りの芳香性はオーガニックシャルドネと同じ。シャープな酸を想起させるレモンやシトラスの香り。

その中に、やや甘い香りと、鼻をすっと抜けるようなぴりっとした香り。

さて一口。お?樽の風味。

香りのイメージと同様酸が強い。シャープな酸が第1インパクトを与え、続いてやや香ばしい樽っぽい風味が厚みを加える。

樽の風味が加わるとリッチで飲みごたえのあるワインになるな。樽感はあまり強くなくて、アクセントって感じだけど、これがなかなか良い雰囲気を出している。

お?温度が上がってきたら香りがだいぶ開いてきた。これは…ビシクレタシリーズに近しい香り。 完熟したトロピカルフルーツとヨーグルトのような上品な香り。 いいね、良い香りだ。

最近急激に冷えてきたから、ワインを注いでもしばらく温度上がらないんだよね。夏場は注いだ瞬間ぬるくなるくらい温度変化激しかったけど。

温度が低いと香りは控えめで甘さも控えめになる。温度が上がると香りが開き、甘味が主張してくる。

この時期、冷蔵庫から出したばかりだと冷えすぎていてポテンシャルが発揮できないようだ。10~20分くらい常温で置いておくと、飲み頃の温度になるのか、だいぶワインが見せる表情が変わる。

とはいえ、レゼルバシリーズのシャルドネはやはりシャープな酸味が主体。シャープな酸味、若干のトロピカルフルーツ、やや樽の風味。酸っぱいワインが好きな人向け。

評価

Cランク

雑に言うとビシクレタシリーズをやや酸っぱくして、そこにほんの少しだけ樽の風味を加えた感じ。

個人的にはもう少し酸を控えめにして、樽の風味つけるなら、もっとわかりやすくつけたほうが好みかな。

シャルドネはビシクレタシリーズでも十分満足できそう。リースリングほど、圧倒的な違いはないかなあ、という感想。

最初のリースリングのレゼルバが衝撃的すぎて(Aランク評価)、その後のレゼルバの期待値が吊り上がった。けれどもリースリングほどのヒットには出会えてない。

レゼルバの白は飲みつくしたので、次からは赤ワイン。楽しみ。

  • S:最高級な幸せ
  • A:とても満足
  • B:満足
  • C:やや満足
  • D:可もなく不可もなく
  • E:好みじゃない
  • F:劣化ワイン