心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

初!デザートワイン

前々からきになっていたデザートワイン。ついに飲む機会がやってきた。きっかけはこのツイート。

ということで出先でカルディがあったので、田邉さんおすすめの組み合わせを買ってきた。 上記ツイートの2022年9月は\1200だったみたいだけど、2023年11月現在なんと1.5倍の\1800に!円安ひどすぎる。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 リッター・ツァホニー ゴルトシャッツ ベーレンアウスレーゼラインヘッセン
Ritter Zahony GOLDSCHATZ
飲んだ日 2023/11/13
参考価格 \1837
購入価格 \1837
購入元 カルディコーヒーファーム
品種 フクセルレーベ、オルテガ、ファーバーレーベ
タイプ
度数 9%
インポーター 株式会社オーバーシーズ
生産地 ドイツ>ラインヘッセン

感想

甘い。イメージとしてはリンゴやイチゴのドロップ飴が缶にたくさん詰まっているような。 はちみつやマーマレードの風味も感じる。

甘いだけじゃなくて、りんとした酸の主張もある。ただ甘ったるいわけではなさそうだ。

一口。あ、これイチゴミルクだ!イチゴミルクのアルコールバージョン。

とろりとした粘性のある甘味。蜜のように濃密な甘さ。そこに凛とした酸がアクセントを加える。 イチゴのようなしっかりと酸っぱい酸が交わることで、甘酸っぱいハーモニーに。

上質なイチゴミルク飲んでるみたい。余韻も長い。舌先でとくにイチゴミルク感を味わえる。

とろみのある液体だけど、適度な酸味があることでべたつきはさほどない。

このとろみ、甘味。梅酒にも似ている。梅酒よりも酸が穏やかかな。

満足感が非常にたかく少量で十分。 単体で飲むと甘さで胸やけしてくるので、なにかおつまみと一緒に味わうのがベストな楽しみ方。

ということで、今回はカンボゾーラとキリというチーズをチョイス。

チーズの感想

ドイツのカンボゾーラというチーズ。これとてもおいしい!

カマンベールとゴルゴンゾーラの融合。外は白カビ、中はアオカビチーズ。

このチーズ、香りが良い。チーズケーキのような甘くて芳醇な香り。濃厚なチーズと、クッキー記事のような甘くてさくさくしていそうな香りがする。極上のお菓子を目の前にしているような気分。

味も良い。香りと比べて味は最初あっさりとしている。外の皮の部分はたんぱくで、中身は濃厚。クリーミーで滑らか、若干塩気もあり病みつきになる味。

イカに塩をかけるとおいしくなる理論と同じように、甘いデザートワインに、少し塩味のあるこのチーズは組み合わせ抜群。

キリというチーズもおいしい。これはフランスの濃厚クリームチーズ。 こちらもほんのりと塩気を感じるクリーミーな味わい。 デザートワインと合わせると、どちらも濃厚なのな極上チーズケーキが口の中で完成する。

評価

Aランク

とても感動するワイン、感動するペアリングだった。 仕事終わりに、毎日少量ずつゆっくり味わう。こんな贅沢で至福の時間。

仕事終わりの甘口デザートワイン最高だ。

  • S:最高級な幸せ
  • A:とても満足
  • B:満足
  • C:やや満足
  • D:可もなく不可もなく
  • E:好みじゃない
  • F:劣化ワイン