心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

仕事終わりのデザートワインは最高 「インドミタ レイト ハーベスト」

前々からきになっていたインドミタ レイト ハーベスト。

特価30%オフになっていたので即購入した。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 インドミタ レイト ハーベスト
INDOMITA LATE HARVEST
飲んだ日 2023/12/17
参考価格 \1188
購入価格 \831(30%オフ)
購入元 銘醸ワイン専門のCAVE de L NAOTAKA!(楽天)
品種 エヴュルツトラミネール、ソーヴィニヨン・ブラン
タイプ デザート
インポーター 株式会社都光
生産者 インドミタ
生産地 チリ>カサブランカ・ヴァレー

ゴールデンイエローが輝く、はちみつのような色合い。注いだグラスからはホワイトティーやライチのような香りが広がり、口に含むとフルーティーさとジューシーさが広がります。また、表現豊かな酸が全体的にちょうど良いバランスを保ってくれています。

ゲヴェルツ トラミネール(ゲヴュルツ トラミネール)とソーヴィニヨン ブラン から生まれた品を感じる甘口ワイン。
飲み頃は12度で。
デザートワインなので、単品でもお楽しみいただけますが、ブルーチーズやブリーチーズなど、クリーミーでコクのあるチーズとのペアリングもおすすめです。

香りの要素

  • フルーツキャンディ・ドロップ飴
  • しゃんとした酸味

これぞ甘口ワイン。

子供のときドロップの缶につまった飴や香りにわくわくしたものだが、そういうわくわく感を覚える。

冷蔵庫できんきんにするより、少し温度高めのほうが香りが開いて楽しめる。

味の要素

  • 粘性のある甘味
  • しゃんとした酸
  • ハッカのような辛口

粘性のある甘味だけでなく、しゃんとした酸やハッカのような辛口が感じられ、もたれることなくするっと飲めてしまう。

しっかり甘口だけど、甘口に振り切るのではなく、ほかの五味の要素もしっかりとある。

感想

定価1100円程度でこのレベルのデザートワインが飲めるなら最高だと思う。 特に今回は30%オフの800円代で購入したのですさまじいコストパフォーマンス。

この間カルディのリッター・ツァホニー ゴルトシャッツ ベーレンアウスレーゼラインヘッセンと比較してみると。 たしかカルディのほうはイチゴミルクキャンディのようだった。今回のレイトハーベストはリンゴキャンディとハッカキャンディを同時になめているような感じ。

カルディのほうが寄り粘性のある甘味があり、辛口の要素がななかった。 甘口ワインといってもいろいろなタイプがありそうだ。

クリームチーズとの相性は最高。スイカに塩をかけると甘さが増す理論と同じで、少し塩気のあるクリームチーズに、甘口のワインの組み合わせはベスト。 極上の濃厚チーズケーキになる。

評価

Aランク

仕事終わりに甘口ワイン。最高の贅沢。 食後、ワイン系のユーチューブでも見ながら飲むデザートワイン。とてもリラックスできる。

デザートワインの良いところ。それは少量で満足できるので日にちをわけてじっくり味わえること。 今回は4日かけて楽しんだ。

今まで絶対評価でランク付けしてきたけど、値段の割においしい・値段の割に物足りないみたいなことってよくあって。相対評価軸があったほうが良いかもと最近思い始めた。

このワインは相対評価でいうと、値段の割にかなりおいしいのでSランクだろう。

  • S:最高級な幸せ
  • A:とても満足
  • B:満足
  • C:やや満足
  • D:可もなく不可もなく
  • E:好みじゃない
  • F:劣化ワイン