心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

圧倒的なフレッシュ感!初めてのプロセッコ

世界3大スパークリングと言われる、シャンパーニュ・カヴァ・プロセッコ。

ワインを本格的に飲み始めて8か月。ようやくプロセッコに初挑戦! 鬼コスパセットにはいっていたプロセッコを飲んでみた。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 マソッティナ コスタヴェラ プロセッコ ブリュット ビオ
Masottina Costabella Prosecco Brut
飲んだ日 2024/1/11
参考価格 \2580
購入価格 \1662(鬼コスパセット
購入元 セラー専科
品種 グレラ
タイプ スパークリング
分類 すっきりフルーティ系
生産者 マソッティナ
生産地 イタリア>ヴェネト

バランスの取れた酸と柔らかさはマソッティナのスタイルそのもの。クリーミーかつ生き生きとしており、フルーティーかつフレッシュな味わいが見事に調和。エレガントでバランスが良く、フィニッシュは柑橘系の余韻が続きます。

感想

今まで飲んできた中で、圧倒的にフレッシュ!爽快感!

生き生きとした柑橘系の酸。泡はカジュアル。はつらつとした泡がはじける。

ビールのような酵母っぽいニュアンスも。アルコールっぽい風味と、若干の苦みを余韻に残し、すっと消えていく。

まるでアサヒスーパードライのようだ。味わいは全然違うんだけど。すっきり爽快で、どんな料理と合わせても無難に80点くらいとれそうなところがスーパードライっぽい。余韻にビールっぽい酵母感があるからスーパードライを連想したのかも。

ワインって合わせる料理を考えるのがなかなか大変なところ。そんな中、何も考えずに合わせても無難においしく飲めるのが利点かと。日本ではとりあえずビール、イタリアではとりあえずプロセッコ。たしかに、味や香りはぜんぜん違うけど、この「とりあえず感」は一緒かもなぁ。

今日のペアリング

すっきりフレッシュフルーティーなことはわかっていたけど、ここはあえて濃厚系。里芋・玉ねぎ・豆腐・ピーマンを踏んだんに使ったアヒージョとともに。

濃厚なアヒージョとすっきりしたプロセッコ。コントラストを楽しむペアリング。ベストペアリングとまではいかなくても、足りない要素を補完しあう80点のペアリングかと。とてもおいしくいただきました。

最後に、素材の味がしみこんだアヒージョのオイルにご飯・ゴマを加えて食べるのが思考。

評価

プロセッコを初めて飲んだので、評価するための土台がぜんぜんない状態。いろいろなプロセッコを飲んでどんな違いがあるのか確かめてみたいなぁ。

今回は評価軸がないので適切な評価はできないけれど、正直カジュアルなプロセッコで定価2500円は高いと思う。とはいえ、この圧倒的フレッシュ感は1000円スパークリングでは味わえないかもな、とも思う。2000円円をきるくらいの価格だったらなぁ…。この価格帯の500円の差は大きいのです。

  • 絶対評価:3/10
  • 相対評価:C
    • S:超コスパワイン!
    • A:定価以上の満足感
    • B:定価相応のクオリティ
    • C:少し割高
    • D:かなり割高、コスパ悪すぎ
    • E:好みじゃない
    • F:劣化ワイン