ボルドーの主要品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ベヴェルド。これらをブレンドするスタイルが王道のボルドーワイン。
今回のワインは、マルベック100%。マルベックね…過去飲んだワインを引きずってて苦手なイメージ。
ワイン情報
項目 | 説明 |
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ワイン名 | ル パオン ボルドー シュペリウール 2020 |
Le Paon Malbec Bordeaux Superieur | |
飲んだ日 | 2024/1/12 |
参考価格 | \2200 |
購入価格 | \1662(鬼コスパセット) |
購入元 | 銘醸ワイン専門のCAVE de L NAOTAKA!(楽天) |
品種 | マルベック 100% |
タイプ | 赤 |
分類 | 華やか&黒ベリー系 |
度数 | 13% |
インポーター | 株式会社都光 |
生産者 | ファミーユ・ロシェ |
生産地 | フランス>ボルドー |
感想
マルベックって苦手意識があって。去年飲んだコノスル マルベック ビシクレタが個人的に好みじゃなかったために。果実間が欠落していて酸味が非常に強く、なおかつ獣匂がして飲みにくかった。
そんなわけであまり期待せずに身構えて飲んでみた。
第1印象からかなり違う?はなやかなあまやかな果実の香り。赤ベリーっぽいともいえる華やかさ。春、花が咲き始めて甘い香りを風が運んでくる。そんな印象。
味のほうは最初は若干獣っぽいニュアンスを感じた。しかし、1時間くらい時間をあけることによって、獣っぽさは完全に消え失せ飲みやすく。
酸味主体。しかし酸がまろやかでおいしい。酸と一体化したようになめらかなタンニンとほんのり果実味。甘酸っぱい。
こういうのをバランスがよいとか、まとまりがあるというのだろう。酸味、甘味、しぶみ、それぞれの要素がばらばらにならずに一つの物質かのようになめらかなテクスチャ。舌触りが良い。
イメージしていた濃厚パワフルタイプとは真逆だった。はなやか&黒ベリー系といったところか。ボルドーってこういうタイプもあるんだなぁ。
二日目になるとさらにおいしくなり、なるほどこれが2000円赤の実力かと納得。
俗にいうエレガントな感じ。鼻孔をすっとくすぐるような花の香り。二日目は酸味に加えて辛口が前面に出てきて少し重く血になったかと。飲みごたえがプラスして且つ滑らか。
ペアリング
1日目はソース焼きそば。絡みつくソースが、赤ワインによくあう。赤ワインの濃さに負けない味。
二日絵は里芋の煮っころがし。やすまるだしの贅沢ローストだし・醤油・今回飲んだボルドーワインで煮込んだ。ちょっと水が多かったみたいで、薄味になってしまった。そのためワインに負けてしまい…。またチャレンジしよう。
でも煮っころがしの余っただし汁にご飯を入れた雑炊はとてもおいしかった。優しい味が広がる思考の増水。