心を豊かにするワインの世界

ワインは情報量の高い飲み物。香り、味、ブドウ品種の特性、気候、文化、歴史、生産者の哲学…。どこまでも奥行きのある飲み物。だからこそ夢中になれる。心を豊かにする。ワインを理解するために、ワインを楽しむために、経験を積み重ねていく。

コノスル ビシクレタシリーズ飲み比べ2 「ヴィオニエ」

ブドウ品種の個性を知るために、コノスルビシクレタシリーズを飲み比べして記録していく企画。

今回は2回目で、ヴィオニエをじっくり飲んでみる。

前回のゲヴュルツトラミネールと同じく、ヴィオニエもアロマティックな品種。

ワイン情報

項目 説明
ワイン名 コノスル ビシクレタ ヴィオニエ
Cono Sur Bicicleta Viognier
飲んだ日 2023/4/8
価格 \759
品種 ヴィオニエ
タイプ
度数 13.5%
生産者 コノスル
生産地 チリ > セントラル・ヴァレー
製法 60%を手つまみで収穫、6~12か月ステンレスタンク

テイスティング

香り

甘酸っぱい香りと、ライチの甘い香り。

アプリコットの香りと表現されるらしい。

甘酸っぱい香りがアプリコットの香りなのかな?

ゲヴュルツトラミネールより香りは控えめだが、そのぶん上品な香りがする。

赤ベリーの香りの奥にほのかな香ばしさ。

第1印象は甘酸っぱさ。

たっぷりの果実間とまろやかでクリーミーな酸味。

果実間が強く、酸味が穏やかなので全体的に丸い印象。

業種区間のある果実感と微炭酸が舌の上ではじける。

ボリューミーでクリーミー

それでいて後味はすっきり。

果実間とほのかな苦みが余韻に残る。

いつまでも飲んでいたい。

クリーミーなので、舌の上で転がしていると幸せな気分になる。

エスニック系のスパイシーな料理や、コクのある魚介、肉料理と合わせたい。

鶏肉のアヒージョに合わせたところ、濃厚なオリーブオイルの香りとクリーミーで甘酸っぱい果実間が絶妙なハーモニー。

余韻

後味はすっきりしている。

さっと消え、ほのかにポッテリした甘味が残るイメージ。

感想

これはおいしい。

リッチな気分にさせてくれるワイン。

クリーミーでボリューミーなのでワイン単体でも飲める。

が、重いのでがぶがぶ飲み続けられるものではなく、じっくり味わいを楽しむ感じ。

コスパはかなりいいと思う。

今日の食事

カマンベールチーズ焼き

  1. アルミホイルにカマンベールチーズを並べ、こしょうを振る。
  2. トースターで5分。

焼き加減はお好みで。とろごろにするなら長めに。

濃厚なチーズとこしょうのぴりっとした風味がくせになる。

そこにヴィオニエのクリーミーが加わると最高のおいしさ。

鶏肉とキノコののアヒージョ

  1. たっぷりのオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を弱火で加熱。
  2. 一口大の鶏むね肉or鶏もも肉を投入。
    付け合わせはマイタケor椎茸。
  3. 5分中火で加熱。

濃厚なヴィオニエは濃厚な料理と合わせたい。

魚介もいいけど、より歯ごたえのある鶏肉が最高だった。

キノコのバター焼き

  1. フライパンにバターをしく。
  2. マイタケor椎茸、ネギをバターといためる。
  3. しんなりしてきたら醤油orポン酢を投入。
  4. 最後にこしょうで味付け。

評価

B(おいしい)

ビシクレタシリーズの中では頭1つ抜き出たおいしさ。

といってもまだゲヴュルツトラミネールとヴィオニエしか飲んでないけど。

  • S:最高級な幸せ
  • A:すごくおいしい
  • B:おいしい
  • C:お、いいね
  • D:可もなく不可もなく
  • E:ううん、おいしくない
  • F:二度と飲みたくない